コミュニティが新しい働く場所になる

働くということ

誰しも皆、一度はこのように考えたことがあるはずです。「なぜ人間は働くのか」と。おそらく答えは人それぞれで、家族のためだとか、やりがいのためだとか、はたまたお金のためだとか。そもそも俺は働きたくないという人もいるかもしれません。人はそれぞれ自分なりの価値観を持っていて、それは働くという行為についても同じです。十人十色その人なり”働く理由”があるはずです。

なのに、私たちはなぜか”働き方”や”働く場所”に無頓着だったように思います。朝、満員電車の乗って出社をし、タイムカードを押して、あらかじめ決められた休み時間をとり、また、タイムカードを押して退社をする。そうやって、他の誰もと同じような働き方を当然のように受け入れている。変えられないもののように考えていたのではないでしょうか。

しかし、昨今ようやく”働き方”に多様化の流れが現れ、徐々にその”働き方”が変わっていこうとしています。フレックス制度から始まり、リモートワークや在宅勤務、そして副業まで。様々な企業が新しい取り組みをし、政府もそれを支援しはじめています。私の周りでも、リモートワークを実際に実現している人や、何社にも所属して自身のスキルを最大限発揮している人など、新しい”働き方”を実践している人が増えています。このような動きは非常に好ましく、今まで盲信的に考えてしまっていた”働く”ということを見直すことができるチャンスがようやく出てきたように感じています。

ただ、見直すのは”働き方”だけで良いのでしょうか?”働く場所”については考えなくてもよいのでしょうか?


良い会社とは何か

あなたにとって良い会社とは何でしょうか?たとえば、日本が世界に誇る自動車会社「トヨタ自動車」でしょうか。それとも革新的なサービスを次々とリリースし、自由で先進的な企業イメージで知られる「Google」でしょうか。この質問に即答できる人は少ないように思います。そもそも良い会社の定義も曖昧です。何をもって良い会社なのでしょうか。売上規模でしょうか。ブランド力でしょうか。それとも社会貢献でしょうか。

私もしばらくこの考えに囚われた時があります。自分にとって良い会社とはどこなんだろう。どのような定義なんだろう。しかし、考えれば考えるほどわからなくなりました。そもそも、今存在しているどこかの会社に入ること自体が幸せなんだろうか。そういったことも考えました。

そして、私なりに結論を出しました。それは、良い会社とは、自分の能力を存分に発揮でき、適度な緊張感と責任意識を持ちながら、楽しみつつ仕事ができる場所だということです。そのことは、どの会社であっても変わりはありません。大会社だろうが中小企業であろうが、千人だろうが一人だろうが変わりはありません。つまりは、自分が真正面からその仕事を取り組み、楽しめること。それが極めて重要だということです。

働く場所はもっと選べるはず

私は偶然、その条件を比較的高い水準で達成できる会社にいることができました。そのため、あまり不満に思うこともなく、働くことができていましたが、皆が皆、そのような会社や場所に巡り会えるわけではありません。不満を持ちながら働いている人はたくさんいるはずです。そういった意味では、そのような人たちが働く場所をもっと自由に選び、チャレンジできるような環境が必要なのではないでしょうか。

しかし、日本は経歴が重視される面が強く、どの会社でどのような仕事をしたかが物をいうところがあるように感じます。また、転職回数が多い人はその後の転職で不利になったり、長く勤めた人を無条件に出世してしまう傾向が未だにあるように思います。このような環境では働く場所を探すために働く場所を変えたり、今までやってこなかったようなことにチャレンジするということがなかなかできません。結局これでは能力のある人が、自分の能力を思う存分発揮できる場所を見つけることが難しくなるばかりです。

シリコンバレーで古くから仕事をされている方にお会いして色々とお話をお伺いする機会があったのですが、シリコンバレーでは、どの会社にいたか、何をしてきたかよりも、今何ができるかが重要視されるとおしゃっていました。昔やったことがあるではなく、今まさにできることを持っている人、そういった人の方がシリコンバレーのようなスピードが重視される場所では重宝されるそうです。

日本でも、昨今求められる人材は多様化しています。今までになかったような事業を、未だかつてないスピード感で達成させていくようなイノベーティブな人材が多くの企業で求められています。しかし、そのような人材が従来の”働く場所”から生まれるでしょうか?もっと自由に自分の能力を発揮でき、またやりがいを感じながらその能力をさらに伸ばしていけるような場所がなければ、そのような人材は育たないのではないでしょうか?そして、そのような場所を実現するには、もっともっと人材の流動性を高めて、様々な場所で様々な経験を行えるようにする必要があるはずです。

新しい働く場所の一つになりたい

そのような思いから、本日、新しい”働く場所”の一つの形として新会社「POINT EDGE」を立ち上げました。この会社は、株式会社の形をしていますが、今までになかったような新しいタイプの”働く場所”を提供します。「POINT EDGE」は、ハイスキルなフリーエンジニアやデザイナ、また少数精鋭のスキルフルな企業に集まってもらい、コミュニティを形成し、そのコミュニティからチームを形成してイノベーションのお手伝いをするコミュニティベースのインテグレーションプラットフォームです。

私たちは、そのコミュティ形成のお手伝いをし、またそのコミュニティの力をいかなく発揮できるようにディレクションという形で後方支援をします。そうすることでコミュニティを活性化し、コミュニティをよりハイレベルなものへ成長させていくことができます。そうすれば、従来の企業とは違う、新しい形の能力を発揮できる”働く場所”が実現できるはずです。そして、そのハイレベルなコミュニティは、従来の企業にはできなかった柔軟で先進的なクリエイティビティを発揮できるはずです。

コミュニティを新しい”働く場所”にする。新しい”働く場所”を実現して、仕事を楽しめる人を少しでも増やしたい。それが私たちの願いです。

興味のある方は、Webサイトから是非ご連絡ください。

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