MOOC(ムーク)のススメ

最大級のMOOC coursera

MOOCとはオンライン上で様々な分野の講義を、どこにいても、無料で(一部例外はありますが)受けられるオンライン学習サービスです。

社会に出てから、「何かのスキルをもっと高めたい」「新しいことに挑戦してみたい」と思ったことはないでしょうか。MOOCはその手助けとなるものです。

日本語でMOOCについて書かれたものが少ないので、MOOCとは具体的にどのようなものか、まとめてみたいと思います。


MOOCとは?

冒頭で挙げた通り、オンライン学習ですが、特徴はその質の高さとそれが無料で受けられることにあります。ハーバード大学・MIT(マサチューセッツ工科大学)・スタンフォード大学などの世界でも有数の大学が講義を公開しています。MOOCの主たるものとして、coursera・edx・Udacityなどがありますが、その他にも色々あります。世界中の人々がインターネットに接続することさえできれば、どこにいても講義を受けることが出来ます。

基本は無料ですが、有料で修了証を得ることも出来ます。また、小さな学位を付与するところも出てきています。これらは有料ですが、従来に比べれば、相当格安です。

講義はそのまま大学の講義がそのままオンラインで受けられるようなイメージです。主に動画を視聴する形式で行われます。60分など長い間視聴し続けるのではなく、かなり短い時間で細切れになっているので、空いた時間や自分の見たい時に利用することが出来ます。

また、サービスごとによって違うのですが、大体は定められた期間ごとに課題や小テストなどがあります。期間は4weekで終了するものから、1つのテーマがいくつかのpartに分かれていて合計で半年ほど要し実際の大学と同じような期間がかかるのまで様々です。また、受けられる期間が決まっているものと、自分のペースで進めていくものがあります。

英語が苦手でもなんとかなる

最近日本でもオンラインの講座が広がりを見せていますが、まだまだ海外と比較すると普及していないように思います。私がとっている講座は、アメリカ、インド、ヨーロッパなどが圧倒的で、日本はアフリカより少ないです。言葉の壁もあるのかもしれません。日本語の字幕が出るものは少ないです(中国語は付いていることが多いのですが)。

しかし英語で字幕をつけることができますし、1倍速以下でゆっくり視聴できるので、最低限のリーディングが出来れば何とかなります。自動翻訳さんに多いにお世話になりましょう。笑 英語は私も苦手なのですが、何かを知りたいという気持ちがあれば、意外とどうにかなるものです。生徒同士でフィードバックすることもありますが、全員ネイティブではないですし、少々間違った英語を使おうが伝われば大丈夫でしょう。

特定のスキルを最短で

今の4年制大学の学費は上がる一方で、長い年月を必要とします。そのため、卒業せず中退して事業を起こす例も耳にするようになりました。今後より変化のスピードが増していく世の中において、わざわざ特定の場所に出向いて、特定の期間が拘束されるというのは、時代の流れにそぐわなくなってきているのかもしれません。

MOOCは「特定のスキル」を「最短」で提供してくれます。またより実践的なものが多く、Udacityなどが特にそうだと言えます。Udacityはgoogleなどの企業と提携しており、実際にIT企業の最先端に関わっている人々の講義が受けられます。こちらはディープラーニングやプログラミングなどのITスキルを高めるコースが手厚いです。

MOOCが認知され始めた頃、「MOOCは4年制大学にとって変わるか?」という議論が上がったようですが、すぐに大学にとって変わるということはまだありません。MOOCでも多くの学生がすでに学位を持っているようで、社会に出てさらにスキルを身につけたい学習意欲のある層が多いそうです。ただ、学位を取得できる動きなどは活発化しているので将来的にはより重要視されていくのではと思います。


日本という島国ではあまり感じないかもしれませんが、こうやって気軽に世界中の人と同じコースを受けてみると、国という隔たりが本当になくなっているのだと感じます。本当にいい時代に生まれたと思います。昔は留学しかなかった選択肢が、今やどこでも海外の講義を受けられるのですから。


次は主なMOOCのcoursera・edx・Udacityについて受講した感想を書いていこうと思います。