インドスマートグリッドフォーラムがインドの電力会社とのP2P取引トライアルのためにPower Ledgerと提携

ANONY
Powerledger
Published in
6 min readNov 30, 2019

オーストラリア全国電力市場(National Electricity Market)での拡大に加えて、PowerLedgerとインドスマートグリッドフォーラム(ISGF、India Smart Grid Forum)は、インド最大の州の公益事業とインド・ウッタル・プラデーシュ州政府がブロックチェーンテクノロジーを導入し、消費者による余剰太陽エネルギーの取引支援のために選ばれました。

ISGFと国営電力会社UPPCLは、再生可能エネルギー部門におけるPower Ledgerの取り組みを認識し、より効率的で再生可能なエネルギー市場への州の推進を促進するために当社の技術を選択しました。

ハイライト

・ISGFはUttar Pradesh Power Corporation Limited(UPPCL)の支援者として選ばれ、インドの太陽光エネルギーのピアツーピア(P2P)取引を可能にするブロックチェーンテクノロジーの導入支援を開始しました。
・ISGFはPower Ledgerとパートナーシップを組み、パイロット段階でUPPCLおよびUPNEDAと緊密に連携してプロジェクトを試験的に実施
・UP Electricity Regulatory Commission(UPERC)は、ソーラールーフトップポリシーでのP2Pブロックチェーン取引を承認した世界で最初の規制機関です。
・パイロットプロジェクトのフェーズ1は2020年3月に完了する予定です。また、結果は、州での太陽エネルギーのP2P取引を促進するための適切な規制を策定するために評価されます。

インド・ウッタル・プラデーシュ州政府(UP政府)は、屋上太陽光発電セグメントにブロックチェーンテクノロジーを導入し、インドで規制されたピアツーピア(P2P)エネルギー取引を可能にするために規制枠組みを修正した唯一の州です。
国営電力会社UP Power Corporation Limited(UPPCL)およびUP New and Renewable Energy Development Agency(UPNEDA)によって起草されたパイロットプロジェクトは、太陽光発電設備のある屋上から近隣の家庭へのブロックチェーンを介したエネルギー取引の実現可能性を実証します。
UP政府は、世界で初めてエネルギー市場をより効率的にするメカニズムとしてブロックチェーンを正式に認めた政府の1つです。

Power Ledgerのビジネス開発・セールス長であるVinod Tiwariは、次のように述べています。

「インドは巨大な市場であり、ウッタル・プラデーシュ州はインド最大の州です。 ISGFと国営電力会社UPPCLは、Power Ledgerの再生可能エネルギー部門における取り組みを認識し、より効率的で再生可能なエネルギー市場への州の推進を促進するために当社の技術を選択しました。」

インドのエネルギー消費の成長は現在、すべての主要経済国の成長よりも速いです。化石燃料発電の使用のさらなる増加を抑制する取り組みにおいて、インド政府の新再生可能エネルギー省は、2022年までに全国に40 GWの屋上ソーラー容量を設置するという目標を設定しました。

ISGFのエグゼクティブ・ディレクターであるReena Suriは、次のように述べています。

「パイロットプロジェクトでは、太陽光発電の屋上から近隣の家庭・建物までのブロックチェーンを介したエネルギー取引の実現可能性を実証します。Power Ledgerのプラットフォームとスマートメーターシステムを統合することで、世帯が価格を設定し、リアルタイムでエネルギー取引を追跡し、スマートコントラクトを通じて余剰ソーラー取引をリアルタイムで決済できるようにします。」

ISGFは、インドの配電会社と協力して、再生可能エネルギーや電気自動車と電気グリッドの統合など、革新的なスマートグリッドテクノロジーの採用を促進しています。 ISGFは、世界中の多数のテクノロジープロバイダーおよび起業家と提携して、インドに新しいテクノロジーを導入しています。

パイロットプロジェクトのフェーズ1は2020年3月までに完了し、結果を評価して、州での太陽エネルギーのP2P取引を促進するための適切な規制を策定する予定です。

Power Ledgerのプラットフォームは、オーストラリア、タイ、日本、マレーシア、米国、オーストリアなど、世界中のいくつかの国で既に展開されています。

Power Ledgerについて

Power Ledgerは、ブロックチェーン対応の再生可能エネルギー取引プラットフォームを開発したオーストラリアのテクノロジー企業です。 Power Ledgerのテクノロジーは、リチャードブランソンのグローバルエクストリームテックチャレンジ賞を受賞しました。同社は一連の製品を構築し、エネルギー取引、再生可能資産の資金調達、より効率的な炭素および再生可能エネルギーのクレジット市場を実現しています。

ISGFについて

インドスマートグリッドフォーラム(ISGF)は、インドの電力部門におけるスマートグリッドテクノロジーの開発を加速するための、インド政府電力省の官民パートナーシップイニシアチブです。 ISGFは、省庁、公益事業、テクノロジープロバイダー、学界、研究から成る180人以上のメンバーを擁し、スマートグリッドとスマートシティイニシアチブのグローバルリーダーです。 ISGFは、米国のエネルギーブロックチェーンコンソーシアムおよびドイツのEnergy Web Foundation(EWF)のインド支部でもあります。

メディアコンタクト

Tessa Dempster
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