POWRトークンエスクローレポート3(2019.7/1 — 2019.12/31)

ANONY
Powerledger
Published in
6 min readFeb 3, 2020

はじめに

2019年はPower Ledgerにとって大きな年であり、15の新しいプロジェクトがヨーロッパ、アジア、オーストラリア、米国の一部に広がりました。

本記事は、最新のPOWRトークンエスクローレポートです。これらのレポートを定期的にリリースされ、アクティブなプロジェクトのためにエスクローに保持されているPOWRの合計量を詳述します。

アクティブなプロジェクトでのエスクロープロセスの仕組みは、こちらを御覧ください。

Power LedgerのVirtual Power Plantは、南オーストラリアに所在する人々も登録することができます。詳細はこちらをご確認ください。

2019年7月1日から12月31日までの顧客から受領した支払いは、本レポートに反映されます。この期間中、アクティブプロジェクトが原因となって循環サプライから除外されたPOWRトークンの合計は2,229,062でした。

このように合計数のみを公開することで、パートナーの商業上重要な情報が保護されます。

循環サプライから除外された2,229,062POWRの詳細

  • 2,229,062POWRが市場から買い上げられました。
  • そのうち2,014,353POWRがエスクローされました。
  • 残りの214,709POWRはバーンされました。
  • Power Ledgerのグロースプールからの供給分はゼロです。

エスクローレポート3のエスクローアドレスは以下のものとなります。

https://etherscan.io/address/0xe4EA2e9181fB9EeB3c6Dd28a2ec59174ff76C0f3

エスクローレポート1・2で使用されていた古いエスクローアドレスは使用されなくなり、エスクローレポート3のアドレスには、レポート1の533,066POWR及びレポート2の172,000POWRも合算され、合計2,719,419POWRがエスクローされることになります。

ただし、現時点では、上記アドレスにはレポート3でエスクローされたPOWRのみが含まれています。

POWRの動き

2020年、Power Ledgerは新しいセキュリティ手順にアップグレードしています。その結果、いくつかのPOWRトークン を移動しています。これには、グロースプールからのトークンの移動とエスクローアドレスの移動が含まれます。

この動きは、POWRの循環供給には影響しません。

また、各kWhから収集した 取引手数料の一部を使用して、 POWRトークンをバーンしています。ここでのバーンとは、所有者と秘密鍵のないアドレスにトークンを送信することで、トークンを取得不能にすることを意味します。

これは、イーサリアムコミュニティによってバーンのために従前から使用されているアドレスはhttps://etherscan.io/address/0x0000000000000000000000000000000000000000

です。

バーンされたトークンのトランザクションハッシュは次のとおりです。

https://etherscan.io/tx/0x39e494ae7a27bb8b5a0aba0f4fb7fd9382007cebb18c30f316e7737713f09012

AGEはまだ開発中であり、Maddingtonにある当社の250kWhアセットは、新プロダクト「PPAビジョン」のローンチに用いられます。

追って通知があるまで、太陽エネルギーの販売から生成された資産からの収入は、市場でPOWRを一時的に購入してバーンするためにも使用されています。

Maddingtonアセットには20年間に渡るPower Purchase Agreement(PPA)があり、Power Ledgerのプラットフォームと統合されます。

PPA Visionは、二重請求や収益の損失を防ぐ不変の監査証跡を提供するための、エネルギー資産の所有者および運営者向けのエネルギーデータ管理・請求・決済システムです。データは、再生可能エネルギー取引証明書の自動生成にも提供できます。

AGEについてのアップデート

AGEプラットフォームは現在開発の後期段階にあり、この製品を利用できるようにするために、フレームワークに関して規制当局と精力的に取り組んでいます。

詳細はこちらをご参照ください。

2020年の計画

Power Ledgerは、より多くの商業プロジェクトのために世界中の多くの組織と話し合っており、そのうちこれらを発表することを楽しみにしています。

オーストラリアは、エネルギー市場の変革をリードしています。昨年、オーストラリアのエネルギー市場委員会(AEMC)は、完全に新しい「両面」エネルギー市場のコンセプトをサポートする一連のレポートを発表しました。

詳細は、こちらをご覧ください。

市場や政策立案者のペースを制御することはできません。私たちにできることは、成功するビジネスを成長させるために一生懸命働くことです。そのため、P2Pエネルギー取引の提供から、仮想発電所(VPP)、環境商品取引、uGridおよびxGrid製品、PPA Visionのローンチまで、他の製品の多数の商業プロジェクトを国際的に確保しています。

私たちのプロジェクトの詳細については、こちらとMediumチャンネルを、プロダクトの詳細については、こちらをご参照下さい。

本レポートは、コミュニティがエスクロー内のトークンの流れを追跡できるようにするためにリリースされています。

なお、本エスクローレポート中にまだ含まれていないプロジェクトが後日発表される可能性があります。これらのプロジェクトによるエスクロー分は後日公開され、エスクローされます。

過去のエスクローレポート

エスクローレポート2(2019.1–2019.6)

エスクローレポート1(2018)

従前のエスクロー分と併せて、現在2,719,419POWRが循環供給量から除外されました。

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