2016年はスタンスを明確に

2012年~現在まで

小さな事業会社を経て、24歳で起業、キャスティング事業から始め、PR事業までやってきた。会社は5期目を迎え、売上も右肩あがりではあったものの、「事業をつくっている」という実感は持てなかった。

いままで、SNSに投稿することを避けてきたが、年始のこの機会に、今までの経験から感じたことを書いていきたいと思う。先人たちが当たり前のように口にしていることではあるが、私は実際に体験してみないとわからないタチなので、自戒の念もこめてここに書くことにする。


お客様の期待に応えるだけでは、事業はつくれないと思った

私が数年やってきたことはPRの一部を受託する仕事。この仕事をやり抜くには、お客さまにとことん寄り添い、課題を解決することが重要だと考え、「自分のサービスはここまで!」という明確な線引きをせず、とことんお客様に寄り添ってきた。

すると、いろいろな相談を受けるようになった。

「こんな仕事できませんか?」
「〇〇な会社を知りませんか?」
「〇〇について調べられませんか?」

頼られると悪い気はしないので、自分の持てる力をフルに活用し、それにこたえてきた。出来そうにないことでも力を尽くせば、結果として、ある程度期待にはこたえられるし、できることの幅も広がる。実際、それを続けることで、周りからは信用され、仕事には困らなくなった。

しかし、これでいいのだろうかとずっと考えていた。

そういった依頼を受け続け、「なんでも屋さん」になる過程の中で、のびていく売上とは反比例し、自らが事業をつくり、仕事をコントロールしている実感が薄くなってきたからだ。

断ることで、考え、成長する

「ここまでがうちのサービスです!」と、スタンスを明確にしていたらどうなっていただろうか?依頼を断っていたらどうなっていたか? 良くないことは下記が考えられる。

「依頼をしてきた人からはもう相談されない。」
「その人のうわさで、別の人からも、相談されなくなる」
「上記二つが掛け合わさり、仕事の依頼が大幅に減る」

しかし、こうも考えられる。

「万が一仕事が全くなくなったとしたら、そこでまた新しいなにかを考えるのではないか?」

つまり、断ったことをきっかけに環境が変わり、考え、また一つ事業が成長するのではないか?むしろ、「新しい何か」を考えることから逃げ、現状の最大化(現状維持)に徹することの方が、恐ろしいことなのではないか?と思うようになったのだ。

2016年はスタンスを明確に。

2015年末、5期目を迎えたこの会社を売却し、PR Tableという事業にコミットすることにした。(PR Table:https://www.pr-table.com/PR_Table/stories/36
事業をつくっていくに当たり、2016年は怖がらず、おびえず、サービスとしてのスタンスを明確にしていきたいと思う。

One clap, two clap, three clap, forty?

By clapping more or less, you can signal to us which stories really stand out.