多様性と働きやすさ
2018年4月20日のイベントレポートです😎
先日TigerspikeさんのUX Meetupにて「デザイナーの働きやすさとは」というテーマで、ライトニングトークとパネルディスカッションに参加してきました。(当日の様子)
普通ならSlideShareに載せるような内容なのかもしれませんが、5分のライトニングトークでは言いたいことを全てカバー出来なかったので、後半で少し補足も入れながら発表内容を紹介したいと思います。
また、余談ですが、私は妊娠8ヶ月に入ったところです。近ごろ「働きやすさ」について色々と考えていたので、今回Tigerspikeの田屋さんに声をかけて貰ったときには「やります!」と即答しました。いいタイミングでこのイベントに参加できて、嬉しかったです😊
さて発表内容へ…
(スライドにプラスして、口頭で話した内容を文章化しました。)
以上が当日発表した内容です🙌🏻
補足:多様性に加えて、インクルージョンも大切
働きやすさとは「自分の意見が言いやすい環境が大切である」という私の考えを、ここまで説明してきました。ここからは、それと同じくらい、「安全に意見を言える雰囲気も大切」だということを補足したいと思います。(イベントで言えなかったこと、、!)
インクルージョンとは、組織の中で取り残される人を出さない、という考え方です。どんなに多様な人を集めたチームでも、お互いにいがみ合っていたり、仲間はずれを作るような組織は、働きやすい環境とは言えません。経歴や属性などでお互いを見定めるのではなく、お互いを「個人」として尊重することが、「安全に意見を言える雰囲気」づくりの第一歩ではないかと思います。
これは私の体験ですが、妊娠してからは体調が優れない日があったり、疲れやすいために以前よりも休憩を多くとらなければいけなくなりました。Pivotal Labsでは、そういったことでも、引け目を感じずに相談できる雰囲気があります。「辛いです」と伝えると、まずは「あなたは辛いんだね」と受けとめてもらえます。そして、「どうしたらいいか」を一緒に考えることができます。(その結果、今は出社時間を1時間遅らせて、毎日のスタンドアップ(朝会)にはリモートで参加しています。)
ネットでマタハラに関する記事を読んだり、友人からそのような話を聞いて驚くのは、「辛いです」と伝えたときに受け入れて貰えない人がどれだけ多いか、ということです。辛いことに変わりはないのに、「妊娠は病気じゃ無いんだから」と言われたり、「つわりとか気持ちの問題でしょ?」と返されたり、「Aさんは臨月まで問題なく働いていたよ」と他人と比較されたり。。妊娠中の人を「妊婦」という属性で一般化して見るのではなく、「その人がどうなのか」を尊重することができればいいのに、と思います。
繰り返しですが、多様性や働きやすさについて考える時は、個々の意見を尊重する「インクルージョン」についても思い出して貰えるといいな、と思います。
以上、イベントで発表した内容の紹介と補足でした。
毎回思うことですが、こういったイベントで話をすると、とても勉強になります!今回も「働きやすさ」という観点で自分が日々考えていることを言語化するいい機会になりました✨
これからも人前で話す機会があれば、どんどん挑戦したいと思います。(なのでお声がけ頂けると嬉しいです!笑)
Pivotal Labsでは、定期的にワークショップ型イベントを開いたり、ブログでプロダクト開発やチームビルディングなどについて紹介していきます。
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