Research Manager Meetupを開催しました

piqcy
programming-soda
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4 min readJun 24, 2019

6/21(金)に、研究開発部門のマネージャーたちを集めたResearch Manager Meetupを開催しました。そこで語られた内容を振り返りつつ、今後の展開について本記事で綴っていきたいと思います。

今回の開催で、「Research Managementという役割が存在し、担当者は結構似た状態に直面している」という点については確認が取れたと感じています。

ただ参加者があまり伸びなかったところを見ると、その役割を持つ人は意外と少ないのかもしれません。世はまさに大AI時代ですが、この期に及んでそれを活かす方法を考える人がいないとは・・・?というのは直感とけっこう乖離があります。

当日出されたテーマは、いずれも「ああ、わかる・・・」というものばかりでした。今回はOpenSpaceという参加者主導型の形式+わりと少人数だったため、開始前はうまくいくか結構不安でした。しかし、フタを開けたら話が止まらない感じでした。

当日の様子(余談ですが、マスクにGaussian Filterを使いました)

もしResearch Managerの数が少ないのが事実なら、少数の人がこんなにも企業研究の根幹に関わる課題にさらされていて、共有する場もない・・・ということになります。これはそのままにしてはおけん、ということで次回も開催したいなと考えています。

以降のセクションでは、具体的な内容について紹介していきたいと思います。なお、イベントの形式や開催の動機については、以下の記事をご参照ください。

Wrap up of Meetup

当日は、受付でテーマを書いてもらう+既存のテーマに投票してもらう形にしました。その情報からリアルタイムでタイムテーブルを作成し、始まった瞬間に確定している状態にしました。これにより、話す時間+共有の時間をなるべく多くとれるようにしました。

当日提案されたテーマ

最終的なタイムテーブルは以下のようになりました。各テーマで提案者が話だしを行い、その後ディスカッションに入るという形式で進めました。

当日のタイムテーブル

ディスカッション終了後は、共有の時間を設けました(タイムテーブル上のShare Time)。共有された内容は以下のような感じです。

いずれも答えがないものばかりですが、情報交換を行う中で問題をまとめる観点がより具体化されてきたなと感じています。こうした課題の観点、さらに解決のためのアプローチについて、今後もオープンな場で議論して行ければと考えています。

「次回の希望テーマはありますか?」とさらっと聞いたら思ったよりも反応がドシドシありました。

研究開発を活かす学問的なアプローチが、現場のどの辺の課題までをカバーしているのかについては個人的にも興味があります。

まだ解決策へと向かうには早い気がするので、次回も課題の共有と洗い出しにフォーカスした方がいいかなと考えています。方法については検討中ですので、ぜひフィードバックやご意見などをお寄せいただければと思います!

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piqcy
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All change is not growth, as all movement is not forward. Ellen Glasgow