Function Xのtestnet 3.0におけるクロスチェーントランザクション
この記事は、Andreas @Bluestitch_ によるMedium寄稿を日本語化したものです。オリジナルはこちら:Originally published at https://medium.com on January 16, 2021.
手順良く説明されており、理解し易くなっています。以下、本文です。
これは、LINKトークンを使用してf(x)ウォレットでクロスチェーントランザクションを実行する方法に関するチュートリアルになります。テストネットでは実際のアセットは使用していません。Kovanベースのテストネットトークンとfxテストコインのみ使用します。テストするには、最新バージョンのf(x)Wallet(以前で言うFX Connectアプリ)をダウンロードする必要があります。またAndroidバージョンでのみ利用可能になっています(安定性の問題を解決するためです、すべてのiOSユーザーには申し訳なく思います🙏🏻)。
ERC20トランザクションには、ETHテストコインが必要になることに注意してください。 Gitterチャネル(https://gitter.im/kovan-testnet/faucet)にアクセスし、試行するf(x)WalletのETHアドレスでコメントするだけです。 f(x)ウォレットからETHアドレスを取得する方法は次のとおりです。
このチュートリアルでは、LINKをイーサリアムネットワークからFXネットワーク上のアドレスに転送する方法を示します。また、これはテストネットであるため、すべてのトランザクションはテストネット環境で実行されることになります。
LINKテストトークンの入手方法
Step 1
あなたのf(x) walletにLINKを追加する.
Step 2
LINKを選択して、テストネットのLINKアドレスを取得します。
Step 3
Chainlink Faucetを使用してLINKを取得します。 [Your testnet address]セクションで、Step2で取得したLINKアドレスを貼り付けます。次に[send 100 Test LINK]をクリックします。
この次に、Function XネットワークからのLINKトークンのサポートをf(x)ウォレットに追加しましょう。
Step 4
Function X Cloudに移動します。 この例では、snowlionブロックチェーンにリレーノードがあり、Function XネットワークでLINKトークンをサポートしているため、snowlionブロックチェーンを使用します。
QRコードをクリックし、ドロップダウンリストからETHLINKを選択します。 [NEXT]をクリックして続行します。
Step 5
f(x)ウォレットを使用し、QRコードをスキャンし、アセットを追加します。
NOW, Let’s get started!
Step 1
イーサリアムネットワークからFunction XネットワークにLINKを送信するには、まずETHLINKを選択してから、アドレスをコピーしてください。 このアドレスは後で使用します。
Step 2
f(x) ウォレットでLINKを選択し、LINKトークンを含むアドレスをクリックしてから、送信[Send]をクリックします。
Step 3
送信するLINKの量を入力します(例:10 LINK)。[OK]を選択します。その後、Step1でコピーしたETHLINKアドレスを貼り付け、承認[Approve]をクリックします。 承認されたら、送信[Send]をクリックします。
Congratulations! これで、10LINKがEthereumネットワークからFunctionXネットワーク(ETHLINK)に正常に転送されました。 これで、ウォレットに10個のETHLINKが表示されます。
もしかして見えませんか? 心配しないでください! アプリを閉じて、もう一度開きます。 そこにあるはずです!
現在、Function Xは、KovanテストネットとFunction X Testnetの間で転送されるERC20アセットをサポートしています。FXアセットをEthereumネットワークに転送することに関しては、testnet3.0ではまだ利用できません。 Function Xメインネットの発売後に利用可能になります。
不具合や問題を見つけた場合は、ここ[here]に報告してください。改善に大いに役立ちます。
Testnet 3.0は、テストと修正の継続的なプロセスになります。 プロセス中に、必要に応じて不具合を正しく修正するためにテストネットをリセットする必要がある場合もあります。つまりセットアップがリセットされる可能性があります。その最新情報については、公式のソーシャルメディアチャネル(Twitter, Facebook, とTelegram)をフォローしてください。
Originally published at https://medium.com on January 16, 2021.