最新NEMベース POS端末公開
Pundi X は20,000台のNEMベース XPOSデバイスを出荷予定
複数の仮想通貨取引に対応したブロックチェーンベースのPOSデバイスのソリューション企業であるPundi Xは、本日新しいXPOSのPOSデバイスを発表しました。NEMブロックチェーン上でのみ動作する端末で、販売店舗と顧客がお互いに迅速且つ簡単に仮想通貨の取引をすることが可能です。今後、20,000台を出荷する予定です。
この新しいNEM XPOSデバイスは、XPluginsを利用して、NEMブロックチェーンに接続され、ブロックチェーン開発者は電子ウォレットに接続してスマートコントラクトを作成できます。NEM XPOSデバイスは、販売店舗でより高速な取引を提供するものです。また顧客は、POSデバイスを介して、複数のNEMベースの取引を行うことができます。この新しいNEM XPOSデバイスに登録されているトークンは、XEM、PXSXEM、XARです。他の XEMモザイクトークンは後でリストアップする予定です。
XEMは、coinmarketcap.comによると、世界で15番目の仮想通貨であり、時価総額は21億USドルに及びます。NEMの技術は現在、さまざまな金融機関や業界で採用されています。その需要と取引量を考慮すると、XEMは日本で最も人気のあるアルトコインの1つです。 NEM XPOSデバイスは、プライベート・チェーンとパブリック・チェーンの両方にNEMブロックチェーンを使用します。
NEM.io財団の元社長Lon Wong氏は「NEMとPundi Xは、すべてのブロックチェーン開発者とそのユーザーが直面している最大の課題の1つに一緒に取り組んでいます。これは、主な消費者が日々の生活の中で利用できるようにすることです。」と語り、「初めてNEMベースのトークンがメインストリームの採択として店頭にくるだろう。」ともコメントします。
「消費者がブロックチェーンベースの取引を行っている場合、そのスピードは、ユーザーエクスペリエンスを向上させる上で非常に重要です。」と、Pundi X CEO Zac Cheahは言います。また「そのため、私たちは初期のXPOSデバイスにNEMプライベートチェーンを入れました。NEMプラットフォームが成長するにつれて、NEM XPOS端末を公開し、市場の需要を満たすため、パブリックおよびプライベートの両方のチェーンに対応することは自然なことです。」と伝えます。
Pundi Xは20,000台のNEM POSデバイスを生産し、NEM.io財団とパートナーにお送りする予定です。