Bancor ProtocolでNPXSのトークンリレーが正式に稼働を開始しました
NPXS/Bancorのトークンリレーが稼働を開始しました。Bancor Network上でBancor Network Token (BNT)やその他のトークン(ETHを含む)を保有している方は、お手持ちのトークンをNPXSトークンへと素早く交換することができます。逆に、NPXS保有者の方でも、お手持ちのNPXSトークンを BNTやETH、Bancorネットワーク内のその他の統合トークンへと自由に交換することができます。トークンリレー(Token Relay)により、NPXSの流動性が高められ、価格に安定化がもたらされることになります。
Bancorのスマートコントラクトでは「コネクター(Connector)」と呼ばれるトークンを活用しており、オープンソースのアルゴリズム的な価格決定メカニズムによってNPXSトークンを自動的にBNTやETH、 Bancorの流動性ネットワーク内のその他の統合トークンと交換することが可能となっています。このような交換はスマートコントラクト間で直接行われ、トランザクションの検証と配布はすべてイーサリアムブロックチェーン上で行われることになります。このような構成により、既存の標準的なERC20トークンでも、交換用のパイプとしてのBNTを介することでBancorネットワークに接続することが可能となります。
「流動性を高めることによって、NPXSトークンに安定化をもたらしたいと私たちは考えています。また、Bancol Protocolを統合することで、そのネットワークや参加者を通してNPXSトークンの認知度を高めることもできます。NPXSトークンが流動的になるにつれて、NPXSトークン保有者の方は交換のしやすさや価格の安定性といったメリットを享受することができるようになるのです」。Pundi XのCEOであり、共同創業者でもあるZac Cheahは、このように語っています。
トークンとNPXS/BNT間の交換は固定価格で行われ、その際には0.1%の手数料が請求されることになります。
Bancorについて
Bancor Protocolは、スマートトークン(Smart Token™)を作成するための標準規格です。スマートトークンとは、スマートコントラクトによるビルトインの交換可能性を備えた暗号通貨のことを指します。Bancorでは、「コネクター(Connector)」という革新的なトークンを活用しています。コネクターを使用することで、交換取引に関わる当事者同士をマッチさせる必要はなくなり、プロトコルに準拠したトークンに対して定式的な価格計算と継続的な流動性を提供することが可能となります。 トークンの流動性ネットワークを形成するために、スマートトークンは互いに相互接続し、ユーザー生成型の暗号通貨の成長を実現していきます。
Originally published at medium.com on April 12, 2018.