QuarkChain隔週レポート — プロジェクト進捗報告:10月6日~10月18日

QuarkChain Japan
QuarkChain Official
8 min readOct 23, 2018

この記事は、10月16日から10月18日までの第16回QuarkChain隔週レポートとなります。

1 開発進捗状況

・Order-Statistic s-Basedハッシュアルゴリズムの実装の最初のバージョンを作成しました。このアルゴリズムは、汎用CPUとFPGAの双方と同等の性能を持つことが証明されています。

・QuarkChainクラスタを構築するためのドッキングリソースを提供しました。QuarkChainクラスタにより、TPSコンテストの環境構築が容易になります。

・ルートチェーンマイニングのためのガーディアンメカニズムを実装しました。これにより、QKCマイニングの初期段階では、認可された当事者だけがマイニングルートブロックに効果的に参加でき、ネットワークの安全が確保されます。

・devp2pの正式な実装としてリストされているpy-evmのP2P検出プロトコル実装が採用されました。

・将来のアップグレードのための順互換性を備えたdevp2p v5の変更版を実行する予定です。

・バグの修正と開発環境の改善を行いました。

・クリティカルパスのコードカバレッジレポートを追加しました。

・gas数値の推定の不正確さを修正しました。

・p2pモジュールをPyPy3.5 v6互換に移行しました。

2 最近の投稿

2.1 Order-Statistics-Basedハッシュアルゴリズム

Ethashに触発されたZhou博士は、ASICが提供する並列化の利点を減らすことで、ASICの加速を異なる側面から引き下げることを目指すアルゴリズムを提案しました。この新しい記事では、Zhou博士はOrder-Statistics-Basedハッシュアルゴリズムの考え方を紹介しました。これはパイプラインを打ち破り、コード実行パスをよりランダムにすることを目指すものです。

2.2 2068年にはブロックチェーンは世界に浸透しているだろう

QuarkChainのCBOであるDu Tingは、「50年も経てば、あなたは既に人生の半分を過ごしています。しかし、50年はそう長いものではありません。あなたは少なくともインターネットの開発が高速で進んだ20年を経験しているはずです。50年後の2068年には、ブロックチェーン技術はインターネット2.0として次第に普及し、インターネット/TCPプロトコルのような別のプロトコルになります。これはバリュープロトコルであり、私達が「トラストプロトコル」とでも呼ぶべきものでしょう。」

3.イベント

3.1 SFブロックチェーンウィーク

10月6日から10月7日まで、QuarkChain、IBM、オントロジー、およびAikonは、World Blockchain Hachathonを開催しました。このイベントは、カリフォルニアとSFブロックチェーンウィークで開催された唯一のマルチチェーンハッカソンです。多くのハッカーが、QuarkChianのパブリックチェーン上にDappsを設計・構築しました。Siva RaiによるWellCoin Groupのリーダーは、医療に関する分散型Dappを設計しました。

2018年10月9、CEOのZhou博士、Zhaoguang Wang、ヘッドエンジニアリングのJunjia Heは、ワークショップを開催しました。ワークショップでは、QuarkChainのインフラストラクチャの設計と、それがどう機能するのかについて説明しました。また、彼らは具体例を挙げつつ、、QuarkChain上でDappsを構築する方法についてのガイダンスも行いました。

Zhou博士は、同日、ブロックチェーン技術に興味関心を持つGoogle関係者により構成されるGoogle ABC BlockChainコミュニティのシャーディング技術に関するパネルに参加し、最良のブロックチェーンスケーラビリティのためのシャーディング戦略について議論しました。Zhou博士は、QuarkChainのイノベーションとブロックチェーンのシャーディングに関する情報を共有しました。

3.2 シアトルミートアップ

2018年10月15日、Quarkchainは、シアトルで初のミートアップを開催しました。Zhou博士は、ブロックチェーンのマスアダプションにあたって立ちはだかる問題に対してブロックチェーン業界には何が必要か、またこれを克服するにはどうすればよいのかについて議論しました。

3.3 シアトルブロックチェーンNWサミット

Zhou博士は、10月16日、NWサミットに出席し、メインステージでプレゼンテーションを行いました。Zhou博士は、次世代のスケーラブルなブロックチェーンについて議論し、ブロックチェーンの重要な課題を紹介した上で、QuarkChainがこれらの課題にどのように対処し、分散化、安全性、スケーラブルでパーミッションレス、オンチェーンでの高いTPSを実現するのかについて説明しました。

NWサミット

3.4 Crush Crypto、Db Crypto、ICO Dropsのインタビュー

Zhou博士は、CrushCrypto、Db Crypto、ICO Dropsのインタビューを受け、QuarkChainの最近の業績と発表、そして今後のQuarkChainの計画について話しました。インタビューでは、他にも、QKCトークンのリリースプラン、QuarkChainオープンソースアナウンス、テストネットとメインネット、QuarkChain 2.0、将来のマイルストーンの変更について説明しました。

3.5 Crypto Briefing Codeレビュー

Andre Cronjeにより、QuarkChainのオープンソースコードが詳細にレビューされ、開発進捗状況とスマートコントラクトの同時執行を可能にする設計が高く評価されました。

3.6 TPSチャンピオンリストパート1

QuarkChain TPSコンペティションが20日間に渡り開催されました。先週の時点で、既に多くの応募を受けています。10月13日までの結果としては、10位のTPSは3267.40、3位のTPSは8230.42です。ここ(https://medium.com/quarkchain-official/quarkchain-tps-competition-champion-list-part-1-c7c0349e049a)からそれ以外の順位を見ることができます。応募締切は10月31日です。

4 参考情報

・Discordにて、QuarkChainの公式デベロッパーコミュニティがオープンしました。自由に参加・議論してください! https://discord.gg/aZDWcwV

・QuarkChainの公式Redditアカウントにて、新たに投稿を開始しました。AMAを行う前に質問を募集する予定です。 https://www.reddit.com/r/quarkchainio/

・Facebookにも投稿しており、先日、初のFacebook Liveを行いました。こちらからフォローしてください。 https://www.facebook.com/quarkchain/

隔週レポートの閲覧ありがとうございました!QuarkChainは常にあなたの協力に感謝しています。

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