gusukuのバックアップオプション体験記

Yonashiro Yuu
R3 Cloud Journey
Published in
6 min readAug 15, 2017

沖縄からこんにちはー。與那城です。

kintoneを使っていると、データのバックアップとる時、kintoneの標準機能を使ってデータを書き出したり、戻したりできるのですが…
なんかもうちょっと楽にできないかなぁ…とか、手動で毎日バックアップとるのもなぁ…とか、他の環境にデータをまるっと持っていきたいなぁ…とかデータの移動に関する「〜したいなぁ…」が結構あったりします(僕だけ?)。

そのあたりを便利に解決してくれる、gusukuのバックアップオプションっていうのを今回は体験したので紹介したいと思います!

gusukuバックアップオプションを使用する準備

前回の記事の状態でいろいろためしたいと思いますので、まだ読んでない…という方はまずは前回の記事をご一読ください。

また、gusukuのバックアップオプションの利用には申し込みが必要になります。詳しくはバックアップオプションのページ内にあるリンクからお申し込みください!

どうやって使うの?

gusukuのバックアップオプションの使い方は、超簡単。

今回は本番環境に入っているデータを開発環境に入れる。という風にやってみたいと思います。

というわけで、まず、本番環境にデータが入っていることを確認します!

このデータをバックアップとるためにgusukuに移動します。

移動したらバックアップをとりたいプロジェクトの環境をクリックします。
今回は、前回使用した「商品見積カスタム」プロジェクトの「本番」環境の「見積書」アプリバックアップをとるので赤い線でくくられたところをクリックします。

クリックすると環境に「商品見積カスタム」プロジェクトの「本番」環境に登録されているアプリの一覧が表示されます。
「見積書」アプリのバックアップをとるので「見積書」のところをクリックします。

クリックすると右上のアイコンがならんでるところに「バックアップ/リストア」用のアイコンがあるはずなのでそこをクリックします。

すると、現時点ではバックアップのジョブは何もないのでそのまま「バックアップ実行」をクリックします。

クリック後、メモを入力する欄が出てくるので、メモを入力して「保存して実行」ボタンをクリックします。

ジョブ一覧の下に「バックアップ実行中」と出ています。しばらくして画面をリロードすると…

「バックアップ完了」にかわりました!そしてその左側に上向きの矢印が出てきました。そこをクリックすると…リストアができます!

というわけでクリックします。

例にもれず「メモ入力の画面」が出てくるのですが、上のほうにリストア先を選ぶ画面が出てくるので「開発環境」の「見積書アプリ」であることを表している「appId:236 / 見積書 / 開発」を選択します。
また、メモを入力して「保存して実行」をクリックします。

そうすると…空っぽだった開発環境の見積書アプリ

が…

となって…

という風にデータがリストアされてるのが確認できます!すごく簡単にできました!

定期バックアップ!?

バックアップをとるところを画面に結構主張しているけど今まで無視してたところがあります。

「バックアップ実行」のとなりで結構主張している「定期バックアップ」

これを「オン」(オンが青い背景になっている状態)にすると1日1回自動的にバックアップを取ってくれます。

もちろんこのバックアップからデータをリストアしたり、他の環境へデータを持っていくことも可能です!

データを増殖させる時に使う!?

開発中にダミーデータを増殖させたい時って…よくありますよね!
そんな時には一度バックアップをとったあち、リストア時に「既存レコードを消さすに追記でリストア」にチェックを入れて、同じ環境に戻してあげます

すると…

3件しかなかったところにデータが倍の6件になってます!ってそのまんまの機能なんですが、こういう使い方も簡単にできます。

注意事項?

環境をまたいだリストアを行なうと、バックアップ/リストア管理の画面が移動してしまい、ちょっと混乱するかもしれません。

例としては「本番」環境から「開発」環境へリストアする時、最初見ているバックアップの一覧は「本番」環境の一覧ですが、リストアしたタイミングで「開発」環境の一覧に表示がかわるので注意してください。

また、こまかい注意事項があるので、gusukuヘルプのバックアップオプションのページも一度確認してみてくださいね!

では次回の記事で!次回は帳票オプションを使ってみたいと思います!

--

--