gusuku Customine北米リリース&Kintone Connect参加報告

Koichiro Nishijima
R3 Cloud Journey
Published in
12 min readNov 6, 2018

2018年10月31日の gusuku Customine(グスク カスタマイン)英語版の北米市場でのリリース、そして11月2日の Kintone Connect 2018 に参加するために、弊社から凸凹トリオで金春、くーら、西島がサンフランシスコに出張してきましたので、その模様をお届けします。

拠点はAirbnbの一軒家

今回の滞在はメンバーに寄って色々予定が違うのですが、チームとして一緒に行動するのは日曜日にサンフランシスコ入り、土曜日に出発の6泊7日の滞在です。もともとアメリカはホテルは高すぎる、、、ということで Airbnb でDaly Cityという空港からほど近い街に1軒屋を借りました。
近くにスーパーや、車で少し行ったところに巨大なショッピングセンターがあったりと、なかなか便利なところでした。消防署が目の前で、出動の時はド迫力でしたよ!

丁度ハロウィンだったので、クラシカルな消防車が!

フードデリバリーサービスは超便利!

日本にも上陸している Uber EatsDoordash などのフードデリバリーサービスは、Airbnbにこもって仕事をしているときにはとてもありがたいです。気づくと辺りが暗くなってお腹が減ってきたときでも、お腹を満たすことが出来ます! ただし、注文する量に気をつけないと、とんでもないことになってしまいますのでご注意を(^_^;)
特にDoordashはフード以外にも、近くのスーパーからお酒やおつまみを配達してくれます。とても便利でした!

役に立つ(かもしれない)旅のTIPS

北米ではLyft/Uberなどのシェアライドサービスがとてつもなく便利で、旅行者はこれを使わないという選択肢はほぼあり得ません。

ということで、現地で利用できるSIMを用意するときには通話サービス(電話番号)付きのSIMを用意しておきましょう。場所がわからないとか、諸々の事情でコールバックが来ることがあります。それから残念なことに、VoIPの電話番号(例えばGoogle Voiceなど)だとLyftのアプリは電話番号を受け付けてくれません(涙)。

アメリカ西海岸と日本の時差

PST 太平洋時間と日本の時差は、16or17時間日本のほうが進んでいます(夏時間のありなしに注意)。アメリカ側から見ると、夕方頃に翌日の日本の朝が始める感じです。

これは例えると、日曜日夕方サンフランシスコに到着して、クタクタでやっとAirbnbに到着して、おもむろにノートパソコンを広げると(18時頃)、日本の月曜の朝(10時頃)が始まってビシバシ仕事がやってくる、という感じのイメージです。 リアルタイムでコンタクトを取りたい場合にはこの時間帯に取ることは可能ですが、そろそろビールを飲み始める頃(20時頃)でも、日本はまだ午後(12時過ぎ)になったばかりという感じで、これ以上ついていけません、、、という感じになって、戦線離脱していくことになります(^_^;)

このような時間帯なので、普段日本で明け方の3時や4時まで仕事をしている人にとっては、普通に日本とコミュニケーションしやすい時間帯で仕事が出来るようです。

Googleplex訪問

勿論、せっかくはるばるサンフランシスコまで来ていますので、仕事の合間を縫ってあれこれ出かけていきましたよ。例えば、くーらの友人を訪ねて Googleplex に行ってきました! 周辺は、とても綺麗な一つの街のようでした。

中を軽く案内して頂き、オフィシャルショップで買い物欲を爆発させたり、社員食堂でランチを頂いたりしました。

中の食事は世界各国の料理は勿論、ベジタリアンメニューもあったりして、かなり種類豊富でした。また、とにかく健康志向が強く出ていて、デザートもよくアメリカでありがちの「脳に突き刺さるような」甘いものではなく、ソフトな甘さでした。

シュガーフリーは徹底しているようで、その場で作っているドリンクもオーガニックではないものの、シュガーレスでした(これは美味しかった!)。 既存のペットボトルなどのドリンクもシュガーレスのものは普通にガラスで見える冷蔵庫に入っていますが、砂糖入りのものは曇ガラスで隠してあって在庫があるんだか無いんだか、冷蔵庫を開けないと分からない状態になっていました。まさに目の毒!ということですね(勿論、それでも時々取って飲んでる人はいましたよ^^)。

Kintone Corporation社のWeWorkのオフィス

今回の出張のメインイベントの1つであるgusuku Customine北米リリースに合わせ、Kintone Corporation社内での勉強会を開催させていただきました。

オシャレな共有スペース!

Kintone Corporation はサンフランシスコのダウンタウンにある WeWork に入居しています。これがまためちゃくちゃオシャレなオフィスでした! 共有スペースには水やコーヒー、勿論高速インターネット回線、そしてテレカンファレンス用の電話ボックスのようなものまであり、完璧にここだけで仕事ができそうでした(実際しばらく仕事をさせていただきました^^)。

ビールの人でおなじみの西島としては(おなじみでない方は、お見知りおきください…)、フリーエリアで自由に飲めるビールが Racer5 IPA というところにド肝を抜かれました。流石カリフォルニア・・・(^_^;)

gusuku Customine北米リリース

カスタマインの英語版リリースについては、国内では10月31日に、同様の内容の英語のリリースを11月1日に発表させていただきました。

この英語版Customineについて、Kintone Corporation社内にて勉強会をさせていただきました。様々な質問や議論が飛び交い、とても有意義な時間を過ごさせていただきました!(そしてもっともっと英語力をアップさせないといかんということを切実に痛感しました・・・涙)

Customineのデモに食いつくKintone Corpの人々

Amazon Go 訪問

そうそう、最近サンフランシスコにも出来たAmazon Goにも行ってきました。Kintone Corpのオフィスから歩いて10分かからないくらいの近くにあったので、歩いて行ってみました。

Amazon Goは、日本では一部「無人コンビニ」なんて勘違いして紹介されていたりしますが、従業員は滅茶苦茶いっぱいいますよ?

すぐ近くにもう1店舗も建設中で、これからSFの街ではどんどん増えていきそうです

僕らが行ったのはいわゆるコンビニサイズの店舗でしたので、日本のこのくらいのサイズだとおそらく店員さんは1人から3人程度かな、というくらいのサイズでした。 ところがAmazon Goはというと、入口前にもすでに4−5人いるし(アプリのインストールを誘導する人々)、ゲートのところにも3−4人いるし、フードを店内で作ってる人もいるし、店内の商品を綺麗に並べる人が2−3人いるし、と、おいおい一体どれだけの雇用を発生させてるのこれ!?と驚くレベルでした。

品揃えは、サンドイッチとかサラダとかスープとか、そういったフードがとても充実している感じでした。お昼どきなどは、買う人がいっぱいいるんでしょうね〜。

そしてチェックアウトがなく、自動で決済されるという目玉の仕組みは、とてもドキドキするもののレジに列んで待たされる必要もないし、とても快適ですね! AmazonGoの帰りに普通の薬屋に寄って、普通のレジに列んで買ったので、余計にそう思いました。これは出来るだけ早く、日本にも上陸してほしいですね。その際には省力化〜とか言うのではなくて、定員さんをもっと増やして、例えば出来たてのサンドイッチとかを買えるようにしていただきたいです!

Kintone Connect 2018 参加!

この出張の最後のイベントは、Kintone Connectでした。初めて参加させていただいたのですが、とにかく今年は地元色を強く押し出したイベントに仕立てたと聞いていまして、かつサイボウズさんらしさ(こちらではKintone Corpですが)が前面に出ていました。

人気者のキリンの名前はKT

いわゆるベンダー主体のカンファレンスなのにチームワーク・楽しさ・などなどのコンセプトを全面に押し出しまくっていまして、まったく製品宣伝がないという「あの」パターンです。サイボウズ界隈の人々は慣れてしまっているかもしれませんが、普通のベンダーだと怒られそうなところ(失礼)を、ちゃんとUSでもやってるのはある意味衝撃でした。

そしてなんと、キーノートで一言喋るために(ってそれだけじゃないと思いますがw)、青野社長もいらしていました!

参加しているユーザー層は、完全にユーザー企業が多い感じで、勿論日系企業の方もいらしており、名刺交換させていただきましたが、実際殆どは地場の企業さんで、実際に現場で頑張ってアプリを作っているような人が来ている感じでした。勿論、地場のインテグレーターも来ていましたので、エンジニアの人も少しはいたと思いますが、どのセッションも総じてKintoneをどうやってよりよく使っていくか、ということに重きを置いている感じで、テッキーなものはほとんどありませんでした。

カスタマイン全米デビュー!!

朝イチのキーノートでもざっくり紹介されましたが、午後の “Kintone 201: Add-ons & Extensions to Boost Productivity” というNimさんのセッションで、日本のベンダー(ジョイゾーさん、Cstapさん、グレープシティさん)に混じって、弊社アールスリーの gusuku Customine もデモ入でガッツリ紹介されました!&我々メンバーも紹介していただきました(^_^;)

質問もいくつか出て、なかなか良かったのではないかと思います。1アプリは無料なのでぜひ試して欲しいです!!

役に立つ(かもしれない)旅のTIPS

アメリカのカンファレンスはたいてい「鬼のように」冷房が効いていますので、アジア人の皆様は真冬の装備が必需品です。今回この点をすっかり忘れてしまっていたので、寒さで脳内活動が停止する寸前まで行ったのですが、、、こういう時は、ドリンクサーバのお湯を使って暖を取りましょう(笑)。紅茶を入れるために用意されてる、アレです。たっぷりお湯を注いで湯たんぽ代わりに使いましょう。勿論、飲んでもOKです^^

Happy hour, そしてそれぞれの旅の終わりへ

Kintone Connectの最後はHappy hourで、お客さんも社員の皆さんも一緒に楽しくパーティとなりました。Kintone Corpの皆様とも色々お話をさせて頂き、実はここで、翌週のCybozu Daysに合わせて日本に来られるかたが結構いらっしゃるということが判明しました。なんと!今度はこちらがもてなさねば!と決意を新たにした次第です。

会場は空港のすぐそば。夕日が幻想的でした。

このあと西島は空港に直行し、深夜便で台北を経由して沖縄へ、金春は翌日午後の便で関西空港へ、くーらは単身赴任中の旦那さんのところ(米国内)へと、3人3様の旅の終わりに向かって、もしくはまだ旅の続きをしております。

Kintone Corpの皆様とは、また来年もKintone Connectでお会いしたいと思います。今度は事例セッションが出来るととても嬉しいですね!

おまけ

金春の強い要望で、歴史の勉強としてアルカトラズ島に行ってきたこともご報告します。 入島料に含まれているオーディオコメンタリーが秀逸でした!

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Koichiro Nishijima
R3 Cloud Journey

大阪の会社であるアールスリーインスティテュートに、沖縄のワンコ×2がいる部屋からリモートワークで参画している根っからのクラウド・コミュニティ大好き人間。オープンソースとクラフトビールをこよなく愛する。