そういえば、私もブログ黎明期の頃に、Doblogというサービスを使っていました。で、それが見事に途中で終了してしまった経験があります(そのあたりについては、以下の本で軽く触れました)。
Doblogはそれほど大きなサービスではなく、その分ユーザー同士の連携というか助け合いが密で、ちょっとしたSNSのような雰囲気もあるブログサービスでした。その終了が発表されたときは、そりゃもうもの悲しい気分がしたものです。
で、結局それぞれのユーザーは、別のブログサービスへと散っていきました。ブログそのものを辞めてしまった人もいたでしょう。
私は、いろいろ他のサービスを試した挙げく、「でも、結局これも終わるかもしれないんだな」と思い、自分でサーバーを借りてそこにWordPressを入れてブログを立ち上げることにしました。それがR-styleです。
その場所ならば、私に続ける意志がある限り、ブログは存続します。プラットフォーム上に作ってしまうと、ある意味で、そのプラットフォームの運営会社に自分の命運を握られることであり、それはそれで不安定だなと、今でも感じます。Doblog終了が、ある種のトラウマのように心に刻まれているのかもしれません。
逆に、レンタルサーバーだと、私が死に、サーバー代金を支払わなくなった時点でブログの内容は消えます。その点、プラットフォームならば、プラットフォームが残る限りは、ブログは残ります。
結局トレードオフなのです。
現時点での個人的な最適解は、どこか一つどのようなプラットフォームにも依存しない場所を持つか、複数のプラットフォームに参加するかのどちらかです。あるいはそのハイブリッド(私はそれをやっています)。タマゴは一つのカゴに盛るな、というやつですね。
インターネットは、どことなく「ずっと残る」というイメージをもたらしがちですが、人にも企業にも始まりと終わりがあります。単にインターネットワールドがこの世界に出現してまだそれほど時間が経っていないので(信じられますか?)、栄枯盛衰が意識されにくいだけなのかもしれません。
ということを踏まえた上で、インターネット上の生存戦略というものを考えていく必要がありそうです。

