私たちはなぜreindeerトークンを先行無償配布するのか?

Shintaro Hara
reindeer project
Published in
4 min readOct 16, 2018

私たちはサービスリリースに先立ち、reindeerトークンの無償配布を決めました。

“people covered by confetti” by Keith Luke on Unsplash

私たちはサービスリリースに先立ち、特定の条件を満たすクリエイター(エンジニアやプランナーを含むサービスの作り手)の皆さまに、reindeerトークンを無償で配布する運びとなりました。同トークンは私たちのクリエイター支援サービスで利用できるチケットのような役割を果たします。サービス公開後にはクラウドデザインの提供に対するお礼として配布される予定で、その価値はサービスの発展に連動して向上します。
それらは私たちにとって貴重な資産ですが、以下2つの重要な理由によって今回の無償配布を決めました。

理由1: 私たちのクリエイター支援活動を応援する仲間になってほしい

私たちは今やサービス構築に欠かすことのできないクラウドコンピューティングの活用事例を効果的に流通させることで、クリエイターの活動を支援していきます。その成否を決める鍵は、クラウドコンピューティングを利用する人々のコミュニティーの力です。素晴らしいクラウドコンピューティングの採用事例も、それらを二次利用して新たなサービスを生み出す力も、互いの知識や労力を交換するコミュニティーの中でこそ育まれるものと考えるからです。
よって私たちはそうしたコミュニティーの一員である皆さんに、reindeerの存在を知ってほしい、ご賛同いただけたら、ぜひ応援していただきたいと願っています。
本トークン配布は、そうした応援のお気持ちに対して今の私たちが返せる精一杯のお礼です。

理由2: ブロックチェーン未体験の皆様に、その技術に触れるきっかけを提供したい

ブロックチェーンはあらゆる産業でその利用が検討されており、そう遠くない将来、誰もがインターネットのようにそのパワーに触れ、活用する日が来るでしょう。しかしブロックチェーンの最も進んだ活用事例となった仮想通貨取引で様々な問題が報じられる中、ブロックチェーン自体に好ましくないイメージを持つ人が増えたのもまた事実です。よって、まずは私たちのトークンを受け取るための技術的なプロセスを通じて、自分のお金を失うリスクを全く考えずにブロックチェーンに触れていただきたいと考えています。特に先進的なサービスを構築するエンジニアやプランナーにとって、黎明期のそれに少なからず触れるチャンスは、きっと貴重な財産となるでしょう。

なお私たちはこの配布を、仮想通貨業界で一般的な「エアドロップ」とは考えていません。空中投下という言葉が意味するように、ほぼ無作為にトークンを散布する予定はないからです。
私たちは将来のユーザー/支援者との重要なコミュニケーション手段として、慎重にトークンを提供します。長期的な視点で、今後提供する私たちのサービスを見守り、参画してほしいという想いを込めたアクションです。そうした私たちの意思を反映させて計画的にトークンを提供する施策であることから、私たちはこれを「プロジェクション」と呼んでいます。

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