79: って話だれが興味あんねん! (後編)

Kentaro Watanabe
Aug 18 · 9 min read

アイドル、髙田あかり、サクヤコノハナ、地下アイドルライブ、コールリーダー、チェキ、娘が推されること、長濱ねる、活字、あとがき、Airbnb黎明期、アイドル音楽などについて話しました。ゲスト: @acchakun

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Show Notes

髙田さんオススメ!アイドル音楽

ライナーノーツ的なものを髙田さんに作成いただきました。必読!!

ラップ: lyrical school

2010年初頭のアイドル戦国時代からアイドルラップを牽引し続けるリリスクは、メンバーの新陳代謝を行い2017年に現体制となりました。広告業界の人は彼女らのメジャーデビューシングル”RUN and RUN”の縦型MVがカンヌライオンズのサイバー銅賞を獲ったのを覚えているのでは。しばらく目を離していたら、2019年5月に2度めのメジャーデビューをしたとのこと。かたや、N.W.AとWU-TANG CLANよろしく共にアイドルラップシーンを支えてきた盟友Rhymeberryは今年解散。余談ですが、リリスクのhimeちゃんはRhymeberry卒業後にリリスクで復帰し激震を巻き起こした過去もあります。今後もウォッチを続けていきましょう。

ちなみに話にでたtofubeatsプロデュースは「ゆめであいたいね」

デジタルハードコア: PASS CODE

アイドル不毛の地、大阪において燦然と輝くPASS CODE。しっかりと作り込まれた楽曲の強度にプラスされる今田夢菜ちゃんの力強いシャウトが魅力です。また大上陽奈子ちゃんは2011年に開催されたモーニング娘の10期オーディションに落ちたという過去があり、ハロヲタの筆者としては応援したくなってしまうというものです。PASS CODEといえば、2018年3月にリリースイベントに行っていたのですが、同日に僕のロードバイクを制作してくれたフレームビルダーがポートランドより来日し大阪でトークイベントを行っていて、そちらに参加のため時間的にチェキが撮れなかった苦い思い出があります。って話だれが興味あんねん!

EDM(様式美なやつ): Stereo JAPAN

アイドル音楽においてEDMは定番ですが、いわゆるEDM的様式美(どれ聞いても同じに聞こえるんやけど)の再現性でいえばStereo JAPANの楽曲に敵うものはないでしょう。それをグループのディレクターは「BPM128」「ビルドアップからのドロップ」「ドロップには歌がない」と説明しています。彼女たちは2017年に解散したグループですが、その解散劇には事務所の都合のようなものが見え隠れし、自然消滅的に活動が収縮、解散という感じの悲しい幕引きとなりました。熾烈な競争であるアイドル市場においてはビジネスの成功は重要ですが、それでも共に夢をみた仲間に有終の美を飾ってほしいと願う世界であってほしいものです。

ポストロック的な: sora tob sakana

サウンドプロデュースをポストロックバンド、ハイスイノナサ照井順政氏が務めており、その音楽的な強度と不安定な少女の歌声が作り出す世界観に「これ絶対いくやろ!」と思ったは2016年。そこからアイドルフェスのメインステージ常連にはなるものの、地上的活動には一歩届かない感じでしたが、2019年はTVアニメの主題歌が決まりさらなる躍進が期待されるグループです。この手の楽曲って変拍子を多用してやたらめったらトリッキーなのがあったりしますが、ノーマルな四拍子の楽曲が多いのに好感が持てます。彼女らのワンマンはバンドセットでのパフォーマンスで、そうなるとバンドがハイスイノナサになる訳で、ぜひ観てみたいものです。

サカナは演奏だけのYoutubeもあったりする

シューゲイザーとかUKぽいオルタナ風味: ・・・・・・・・・

僕はドッツだと思っていますが、彼女たち「・・・・・・・・・」の正式名称はいまいち謎です。メンバーも目隠しをしていて、全員の名前が「・」という秘匿性。この「・」は「何の形にもなれる」新しいアイドルの概念として定義されていて、記号であり、文字であり、光や音であり、女の子の形状のときに「・・・・・・・・・」という都市の現象として具現化するということになっています。2019年3月をもって女の子としての形状をとるのは最後ということで、つまり解散となりました。シューゲイザーだけなくノイズの楽曲もあり、爆音で聞くととても気持ちがよさそうで、いつかライブを観てみたいと思っていたのにとても残念です。

BAND-MAID

メイド姿のバンドでバンドメイドって名前が直球すぎる訳ですが、そのへんのかわいいバンドルとは一線を画する演奏のクオリティ。エッジの効いたハードロックサウンドとキャッチーなメロディのバランスが良いですね。海外でも人気を博しており、YouTubeの再生回数1000万超えの楽曲も。リードギターのKANAMIちゃんがポール・リード・スミスってところからしてハードロック的な信頼感が増してポイントが高いです。ギターボーカルMIKUちゃんはゼマティスを使っていますが、これはエンドースっぽさがあって、個人的には彼女は以前リッケン620を使っていて、そちらのほうが彼女のパーソナリティを反映している感じがして好きでした。

CMJKさんの曲

2017年にレコ大最優秀新人賞を獲得したハロープロジェクト気鋭の新星つばきファクトリー。彼女たちのインディーズの1stシングル青春まんまんなか!は、電気グルーヴのメジャーデビューメンバーのCMJK(カット・マスター・ジュン・キタガワ)氏のサウンドプロデュースによるオール・シンセサイザーのパーフェクトなテクノ歌謡です。2015年にももクロの妹分、TEAM SHACHI(チームしゃちほこ)がリリースした天才バカボンのカバー曲も彼の仕事ですが、楽曲が元来持っている訳がわからない世界観に、超攻めたアレンジで完全に訳がわからない(褒めてる)楽曲に仕上がっていて、これぞアイドル楽曲ならでは、ですね。

ファンクなディスコといえば今でもやっぱりモーニング娘。

楽曲派を唸らせる多くのキラーチューンを世に送り出すハロープロジェクト。ご存知つんく♂氏はゴリゴリの音楽マニアであり、ポップなアイドル音楽にプロデューサーの音楽的素養から絞り出された猛毒を混入させ、知らぬうちに中毒にしてしまう、すなわち昨今のアイドル音楽のスタイル確立の重要人物です。さらにリズムは16ビートで刻む、歌の優先順位は1.心、2.リズム、3.個性など、様々なつんくイズムにより形成され、半端ない強度でパフォーマンスするメンバーたち。これによって実現するハローの楽曲群こそ、音楽を愛したおっさんたちと、音楽のチカラを信じる少女たちによる音楽の到達点のひとつだと僕は感じています。

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