遅くならないうちにMedium Marketingしない?
Mediumなら成果出るの早いかもよ
新しいプラットフォームが出ると大抵の企業はネガティブな姿勢をとる感じがするのは僕だけではないはずです。
Facebookができた当初、どこの誰がソーシャルメディアをマーケティングツールとして活用しようと考えましたか?
今でもソーシャルメディアについて消極的な態度を見せる企業が多いのがなかなかイライラします。新しいプラットフォームの進出が遅い分、アーリーアダプターの人たちと、「え、今更そんなことやってんの?」みたいな企業との差は歴然です。
だったら早めにMediumもマーケティングツールとして使っちゃうよということで、書いてみました。
大抵のビジネスブログの成果は早くて3ヶ月、そこそこ頑張って1年かかると言われているみたいです。
Hironobu Takahashiさんがこの記事でこんなことを書かれていました。
WordPressでブログを書いても、たくさんの人に読んでもらうためには多くの時間と努力が必要です(もともとインフルエンサーなら話は別ですが)。
その点、Mediumなら、優れたコンテンツは、誰が書いたかに関係なく、勝手に広がっていく仕組みになっています。
SEOに時間をとられる必要もなく、”書くこと”に集中できる。
つまり、Mediumは文章を書く・読む「ツール」であり、書き手と読み手を繋げる「ネットワーク」でもあるということ。
いや、もっともです。Mediumを使えば、SEO、バックリンク、ましてやソーシャルメディア上での拡散について悩まなくて良くなります。
Mediumのいろんな数値
まずMedium Japanのユーザーは頭が良く意見をしっかり持った方々の集合体です。実際に95%のMediumユーザーは、大学を卒業していて、その43%の人は英語で言う「Six figures」、つまりドル換算にして6桁稼いでいるエリートたちです。さらにユーザーの半分以上は18歳から34歳で、これからの時代を背負っていく世代です。
まだ説得が足りない人たちようにはこれを見ていただきたい。
Leonardo DiCaprioやBarack Obamaさんのような超世界級セレブリティーから政治家までMediumを使っています。有名なブランドならBMWやMarriottグループも独自のpublicationでMediumマーケティングをしています。
Mediumでの一つの利点としては、ユーザーのエンゲージメント率がこれでもかってぐらい高いことです。Medium本社のクリエイティブ戦略家Riddhi Shahさんによると、ユーザーはMediumのコンテンツを平均で2分半読むそうです。
ここまで言ってもMediumをマーケティング戦略の一部として利用しようと思えなかったら僕の日本語が下手くそすぎてわからなかったということにしておきます。
Mediumをマーケティングツールとして考えようと心が揺らいできたら最後まで諦めないで読んでください。あなたのビジネスにMediumを活用する戦略をまとめておきました。
Mediumをマーケティング戦略として導入する
毎日いろんなマーケティング戦略についての情報があるので圧倒されて当然の今の時代です。それも今の忙しい世の中でビジネスを成功させるためのマーケターとしての宿命、宿題です。
スナップチャットのように10秒で消えるコンテンツから、ビデオマーケティングのトレンドにしっかりとついていくためにもガイドが必要になります。
マーケターならご存知だと思いますが、Mediumマーケティングを理解するにはマーケティングファネルを考え直す必要があります。
マーケティングファネルって何?
頑張って説明しようと思いましたが、僕よりはるかにうまく解説してある記事を見つけたので、ここから学んでみてください。
簡単に言うと、マーケティングでのリード獲得から、営業部での案件のクロージングまでの見込み客の流れを早くするためのフレームワークです。
Mediumは上図での「Webの訪問者」の段階を育てるのに最高なツールです。この段階を英語では「Awareness」と言います。Medium上でのコンテンツの発見機能は、どんなターゲットにでも少ない努力で配信できるようになっています。
タグ機能をうまく利用し、見込み客が読むだろうタグを必ず付けます。もし見込み客が記事を読めば、最初の「Awareness」の段階を突破することになります。その記事にはリンクなり、メアドのオプトなり用意することがマストになります。
僕のCTAは、まだサービスを作っている途中なのでこんな感じのが多いです。今はフォロワーを増やしていきたい段階なので、記事のリコメンドと各ソーシャルメディアのリンクをCTAとしておいています。
人間は言わないと行動を起こさないです。Mediumのトップライターの一人、Benjamin P. Hardyさんはこの戦略により6ヶ月で2万人のメールオプトに成功した一人です。
メールアドレスをゲットしたら、見込み客をいかにマーケティングファネルの最後までたどり着かせるかを考える番です。
これが一番Mediumマーケティングの主な戦略になります。Mediumをマーケティングファネルの一部に導入するだけで見込み客に近づける一歩となります。
ここまできたらもっと実践的なアドバイスが欲しくなりますよね?
ということで、Mediumマーケティングガイドを書いてみました。ここまできたら、この記事をはてぶにでも入れといてください。
Mediumマーケティングステップバイステップガイド
ステップ1:ターゲットパブリケーションのリストを作る
もしフォロワーがゼロでも沢山の人に読んでもらえる方法があります。
理想的なフォロワーがいるパブリケーションを探し、そこで書かさせてもらうこと・・・です。
Mediumで書くと、フォロワーのニュースフィードにしか表示されません。でも、パブリケーションから投稿すると、そのパブリケーションをフォローしている人全員に届きます。
フォロワーの誰かがリコメンドしてくれたら、また勝手に拡散されていきます。
だからこそ、見込み客がいそうなパブリケーションを探しスプレッドシートでまとめておきましょう。検索ページからキーワードを入力するといろんなパブリケーションが出てきます。
日本語のを見つけるのにちょっと苦労すると思い日本語でいけてるパブリケーションをまとめてみました。
海外のパブリケーションではライターを募集しているところが多いのですが、日本ではまだ少ないようです。もし募集されているパブリケーションをご存知でしたら教えてください。
ステップ2:各パブリケーション用にハイクオリティなコンテンツを作る
人様のために書くのだからこれまで以上に最高なコンテンツを作る必要があります。当たり前だけど。。。
ライティングは人それぞれによってこだわりもあるので、説明する必要がありませんが、Medium上に置いてはSEOを意識したタイトルにする必要がないです。
Buzzfeedみたいなタイトルを考えなくても自由にタイトルをつけてください。MediumのいいところはGoogleのために記事を書かなくていいところでもあります。
ステップ3:最後にリンクは忘れずに!
多分このプロセスの中で一番大切だと思います。CTAを忘れたらもったいないです。特別なLPを作っておくのもあり、メアド登録もあり、フォローもありです。
ボーナス
実は、Medium上からオプトインできるツールがあるのをご存知ですか?
Rabbutというツールを使えばMedium上から直接メアドを集めることができます。
僕もしっかりしたサービスを提供できるようになり次第、 Rabbutを導入していく予定です。
結論
今まではブログなどで成功させるためには、SEOを意識しながら投稿頻度を上げていくことが王道でした。
Mediumができて以来、僕みたいなただのパンピーの下手くそな日本語でも読まれるチャンスが上がっています。もし、もっと見込み客が欲しいのなら、もっとフォロワーが欲しいのなら、Mediumマーケティングの導入を考えてみてはどうだろうか?
最後に・・・
僕もRusuban.coというパブリケーションを始めたばかりです。詳しくはここで書いていますが、海外のソーシャルメディアについて、これでもかってぐらいにわかりやすく解説していくためのメディアです。
海外でのソーシャルメディア事情に詳しい方がいましたら、気軽にご連絡ください。ぜひゲストポスターとしてRusuban.coを盛り上げる一員になって欲しいです。
taiki@rusuban.coにメールするか、ソーシャルメディア上のどこかから連絡するか楽しみに待っています。