Sakaba Game Report: Splinterlandsの魅力!世界中のプレイヤーとスキマ時間に楽しめるTCG

Hametaro
[日本公式]SAKABA_JP
Sep 1, 2023

Sakabaリサーチ担当の@hametaro_bcgです。2019年からWeb3ゲームに触れて以降、ブロックチェーン・NFTだからこそできる体験に喜びを感じながら毎日ゲームを楽しんでいます。

今回は私が1年半以上も毎日欠かさずプレイしているトレーディングカードゲーム「Splinterlands」の魅力を紹介していきます。
Splinterlandsは2023年8月時点、約5万のアクティブプレイヤー数を誇り、いつでもどこでも世界中のプレイヤーと対戦できます。Earn体験できるWeb3ゲームであることはもちろん、カードパック開封など紙カードゲームのような楽しさも兼ね備えています。

目次

  • スキマ時間に楽しめる戦略型カードゲーム
  • カードパックを開封できて、カード売買できる
  • 新規参入しやすい工夫
  • さまざまな稼げる体験
  • 熱心なコミュニティ
  • サードパーティを巻き込んだエコシステム
  • まとめ

スキマ時間に楽しめる戦略型カードゲーム

Splinterlandsは場所や時間を問わず、世界中のプレイヤーと対戦できるのが大きな魅力。場所を問わないのはデジタルカードゲームの利点であり、多くのゲームが該当するでしょう。対戦1回あたり2,3分で遊べるゲームシステム、世界中にたくさんのプレイヤーがいることで時間を問わず楽しめます。

Splinterlandsのゲームシステムは以下の通り。

<Step.1>
対戦ルールを確認する
※マナコスト上限、バトルルール(奇数MANAのカードだけ使用可、特殊アビリティが付与された状態でバトル開始など)、使用できる色(赤デッキのみ使用OKなど)が異なります。

<Step.2>
制限時間内にデッキビルディングし、提出する

<Step.3>
提出したデッキ同士で戦わせる(オートバトルを見る)

Step1,2を早く終わらせれば、急に荷物が届いても受け取ることができますし、通勤中もプレイしやすいです。ターン制カードゲームの場合は、自分のターンに時間を要すると相手プレイヤーに迷惑がかかったり、どうしても1試合あたりの拘束時間が長くなります。

カードパックを開封できて、カード売買できる

まずは、この動画を見ていただきたいです。

やはりカードパック開封するのは楽しいです!カードゲームの醍醐味とも言えるでしょう。Splinterlandsは、紙カードゲームと同じような体験ができるようになっています。

  1. お財布と相談しながら、どれくらいカードパックを購入するか悩む
  2. パックを開封するか、開封しないまま保管しておくか悩む
  3. レアカードが出ることに期待しながらパックを開封し、その結果に一喜一憂する
  4. 開封したカードを使うか売るか悩む
  5. 重複したカードを売ったり、パック開封しても出なかったカードを買いに行く

レアカードは高値で売れるとなると、紙カードゲームの場合はパック開封せずに中身のカードを探る「サーチ行為」を行う人がいます。サーチ行為後のパックを購入しても、その中からレアカードが出てくるわけもなく寂しいですよね。
Splinterlandsはブロックチェーン技術を用いており、とても透明性が高く運用されています。レアカードが出なかった場合、サーチ行為を疑うのではなく、自分の運を疑うしかありません。

新規参入しやすい工夫

Web3ゲームは「先行者利益」により参入ハードルが高くなってしまいがちです。新規プレイヤーが入ってくると、強いゲームアイテムが手に入らない、手に入ったとしても高額になるケースがほとんど。

Splinterlandsでは、ポケモンカードゲームやマジック:ザ・ギャザリングなどで一般的な「フォーマット分け」という仕組みにより、最新カードを揃えることで古参プレイヤーと対等に対戦できるように配慮されています。古参プレイヤーだから強いというゲームに陥らないで済みます。

Splinterlandsはカードパックを「セット」という単位でグルーピングしており、2023年8月時点では4セットがあります。”Wildフォーマット”は全セットのカードを、”モダンフォーマット”は最新2セット(UntamedセットとChaosセット)のカードを使用できるようになっています。

  1. αセット
  2. βセット
  3. Untamedセット
  4. Chaosセット …最新

弱体化してバランス調整するデジタルカードゲームも多いですが、”NFTカードは資産である”という風潮が強いWeb3カードゲームにおいてはカードの弱体化は行いづらいです。弱体化すると価値毀損につながり、プレイヤーの不満が生まれますからね。
※はじめから弱体化する可能性があることを明記していれば良いと思います。

そしてSplinterlandsはプレイヤー数に応じてパック発行量を決めており、最新セットのカードが高くならないように考慮されています。

さまざまな稼げる体験

従来の紙カードゲームやデジタルカードゲームでお金を稼ぐためには、場所・時間制約がある大会にエントリーし、上位入賞して賞金を得るのが主な手段になります。Splinterlandsにおいては、上位ランカーが報酬を獲得できるのはもちろん、ランクバトルで勝利するごとにトークンやカードを入手できます。プレイヤー誰もがいつでもどこでも直感的にPlay to Earn体験できるのです。

その他にもカードレンタル収入、トークンのステーキングや流動性提供による報酬獲得、HIVE BLOGでゲーム攻略コンテンツ等を作成して暗号資産$HIVEを獲得する方法もあります。

熱心なコミュニティ

Splinterlandsをプレイしていて驚いたのが、毎週AMA(Ask Me Anything)が開催されているところです。運営チームが開発進捗をこまめに報告してくれたり、プレイヤーの意見の吸い上げるスピードが早いです。

そして世界中のプレイヤーが毎日のように議論し、プレ提案を経て、ガバナンス投票で決議しています。

おかげで私は運営チームに不満もなく、プレイを楽しめています。

サードパーティを巻き込んだエコシステム

Splinterlandsはサードパーティサービスが充実しています。例えば以下のようなサービスがあります。Splinterlands自体が提供していない機能を利用できるため、プレイヤーとしてはかなり重宝しています。

  • カードを一括購入、一括レンタルできる
  • カードを指値で購入できる
  • レンタル価格を自動調整・管理してくれる
  • カード価格相場が分かる
  • 自動でゲームプレイしてくれるBot

これらのサードパーティサービスが増えているのは、サードパーティが収益を上げられるようにエコシステムが設計されているためです。サードパーティマーケットでカード売買が成立したら、手数料はサードパーティマーケットのものになります。Botサービスはライセンストークンの買い切りモデルや、Botが稼いだ分の収益が自動分配されるようになっています。

さらにSplinterlandsのカードを使えるインディーゲームが開発されているところも興味深いです。そのゲームで得たトークンをSplinterlandsのトークンに両替してSplinterlandsのアセットを買うこともできます。逆も然りです。

これらのようにSplinterlandsのエコシステムは、自然と拡大しています。

まとめ

対戦を楽しめて、カードパック開封できて、カードを売買できて、新規参入しやすい仕組みがある!
…これらを実現するためには、Splinterlandsをプレイする必要がないです。家族や友人とポケモンカードゲームを楽しめれば良いですよね。

世界中のプレイヤーと好きな時間にプレイできる!
…そうしたいなら、シャドウバースなどのデジタルカードゲームを楽しめば良いです。

それでは、なぜSplinterlandsをプレイする必要があるのか?
紙カードゲームやデジタルカードゲームの長所を活かしながら、ゲームで稼ぐ体験も味わえること。そして「プレイしていて楽しいか?」に尽きます。スキマ時間に一定の制約(マナコスト上限、バトルルール、使用できる色)の中で、対戦相手の思考を読みながらデッキを作り上げていくのが楽しいのです。

いかがだったでしょうか?Splinterlandsが楽しそうだと思った方、老舗Web3ゲームのエコシステム・運営方法に興味がある方は、ぜひプレイしてみましょう!

ゲーム概要

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