TOKYO GAME SHOW2023に出展されるgumi × CROOZ Blockchain LabのWeb3ゲーム

Hametaro
[日本公式]SAKABA_JP
11 min readSep 19, 2023

Sakabaリサーチ担当の@hametaro_bcgです。2019年からWeb3ゲームに触れて以降、ブロックチェーン・NFTだからこそできる体験に喜びを感じながら毎日ゲームを楽しんでいます。

2023年9月21日(木)〜24(日)に幕張メッセで開催されるTOKYO GAME SHOW 2023(TGS2023)に出典されるWeb3ゲームを紹介していきます。今回はgumiとCROOZ Blockchain Labが開発する注目のWeb3ゲームをクローズアップしていきます。リリース前のゲームばかりということもあり、ホワイトペーパーを読みながら情報整理・考察してみました。

【TOKYO GAME SHOW 2023公式サイト】
https://tokyogameshow.jp/

目次

  • ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-
  • ブレイブ フロンティア バーサス
  • TOKYO BEAST
  • PROJECT XENO
  • エレメンタルストーリーワールド
  • エルゴスム
  • さいごに:オフラインならではの企画も!

ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-

引用:ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-

累計600万ダウンロードされた「ファントム オブ キル」をWeb3ゲームとしてスピンオフしたのが「ファントム オブ キル -オルタナティブ・イミテーション-」です。

ガチャやユーザー間取引でキャラクターを獲得し、探索(PvE)しながら育成し、PvPで活躍させて新たなキャラクターやトークンを入手するのが大きな流れです。

バトルは1チーム12体編成(フロント6体、サポート6体)であることから、キャラクターユニットの組み合わせが勝利の鍵を握るでしょう。また多くのキャラクターが必要になるということは、育成順を考えながらプレイすることになりそうです。育成計画やチーム編成を考えるのに時間を割いてほしいからこそ、ゲームを起動していない間も報酬が手に入るPvE仕様になっていると思われます。

そしてキャラクターはレアリティだけでなく、武器の装備枠、ステータスの成長傾向やスキルなど多くの要素があります。NFT技術を用いていることもあり、これまでのゲーム以上に「自分だけのもの」といった所有感を味わえるのではないでしょうか。美麗なキャラクターを自分好みに成長させ、PvPで他プレイヤーに自慢したくなりそうですね。

ブレイブ フロンティア バーサス

引用:ブレイブ フロンティア バーサス

全世界で3,800万ダウンロードを突破した「ブレイブ フロンティア」シリーズをWeb3ゲームとしてスピンオフさせたのが「ブレイブ フロンティア バーサス」です。

メインコンテンツはシーズン制を導入したPvPであり、バトルは3対3で行われます。

引用:ブレイブ フロンティア バーサス

プレイヤーはキャラクター6体でチームを作ります。バトルマッチング時に自分と相手の編成を確認し、お互いに相手のキャラクター1体を排除できます。 プレイヤー各々は残された5体から、キャラクター3体を選び、自陣に設置してバトルを開始します。

排除対象を決定する段階から深い読み合いが求められ、王道編成を組めばOKということになりにくく、常に新鮮な気持ちでバトルを楽しめそうです。

そしてキャラクターには武器(パラメータ上昇、スキルを発揮)・スフィア(バトルを有利に進めるための様々な効果)を装着できます。キャラクター・武器・スフィアそれぞれにレアリティがあり、強化していくことになります。レア・レジェンドアイテムはNFTであり、数量制限するようです。世界に数本の武器などが存在すると、所有していることに大きな喜びを感じられることでしょう。

またレア以上のNFTは売買ができたり、トークンの獲得が可能とのこと。課金しないと稼ぐことは難しいかもしれませんが、無料プレイでもゲームを存分に楽しめそうです。

本作はPvPがメインのようですが、強敵と対戦しながらタワーの高階層を目指していくPvEモードもやり込めそうです。ずっとPvPしていると疲弊してしまいがち。PvEが心のオアシスになってくれることを期待します。

TOKYO BEAST

予告編動画を見ての通り、TOKYO BEASTには引きずり込まれるような世界感があります。中身としては「BASE」「FARM」「TRIALS」「BETTING」という4つの機能から成り立つプロジェクトです。

BASE
独自トークンを利用した投資・経済体験を楽しめる。ステーキングやロックをすることで報酬を獲得したり、LUCKY TICKET NFTを購入すれば週に1回BEAST NFTが当たるかもしれない。

FARM
主要NFTである「BEAST NFT」を育成し、オーナー体験できる。

TRIALS
4対4で戦う戦略的オートコマンドバトル。週末に開催されるチャンピオンシップを目指して、 平日はプレイヤー同士でしのぎを削ることに。ランキングに応じて豪華報酬を獲得できる。

BETTING
週末に行われるチャンピオンシップの勝敗予想をする。

将来的には、週末だけでなく平日にいつでも好きなときにベッティングが楽しめるようにしたり、人気NFT・ゲーム・アニメ・漫画などとコラボしたBEAST NFTを制作・販売、オリジナルブランドグッズ制作、紙カードゲーム、映像制作などを展開していくとのこと。

ゲーマー、ベッディングが好きな人、投資家、純粋にキャラクターが好きな人、さまざまな人が一緒になって作り上げていく世界に期待です。

PROJECT XENO

引用:PROJECT XENO

「PROJECT XENO」は人気YouTuberのヒカル氏がアンバサダーに就任し、高い知名度を誇るWeb3ゲームです。2023年9月21日(木)には、先ほども紹介した「ブレイブ フロンティア バーサス」とのコラボNFTが販売され、ますます注目されています。

本タイトルはリリース済みであり、プレイ可能です。

キャラクターには6つのクラス(高攻撃力のブレイカー、高スピードの忍者など)があり、さまざまなスキルカードをセットします。そしてスキルを強化する武器、バトルが有利に成るネックレス・ブレスレット・リングを装着できることから、奥が深いデッキ構築を堪能できます。またバトル中は読み合い・駆け引きを楽しめ、思惑通りに事が進んだ時の爽快感は格別。

そしてキャラクターやスキルカード、武器などを育成できる楽しみもあります。コツコツ育成して好成績を残せた時の達成感は、ゲームを続ける上で大事な要素だと考えます。

エレメンタルストーリーワールド

引用:エレメンタルストーリーワールド

「エレメンタルストーリーワールド」は、2015年リリースの人気パズルRPGゲーム「エレメンタルストーリー」のシリーズ最新作です。

1パーティあたりキャラクター4体(武器・アクセサリー1個ずつ装備)、パズルの操作方法を変えるルーラー1体で構成されます。属性やスキル、キャラクターと相性の良い武器を踏まえながら、戦略的にパーティを編成していくことになります。

また同じ色のピースを縦もしくは横に3つ以上つなげることで、該当のピースの属性に該当するキャラクターが攻撃するため、バトル中のピース操作スキルが欠かせません。どのバトルも緊張感のあるバトルを楽しめそうですね。

また有利にバトル展開できるように、キャラクターや武器を育成できます。トークンを獲得しながら、着実に強化していきたいものです。

エルゴスム

引用:エルゴスム

「エルゴスム」はスマートフォン向けRPGです。

従来のWeb3ゲームの場合、ゲームを始めるためには暗号資産ウォレットを作成し、NFTを購入する必要があります。エルゴスムはゲーム内で稼いだトークンを出金したくなったら暗号資産ウォレットを作成してもらえばOKいうWeb3初心者にやさしい思想です。

エルゴスムはゲームが進行すればするほど、より強い装備品や素材が入手できるデザインになっています。コツコツと強くなり、苦戦していた敵に大ダメージを与えて、今までクリアできなかったダンジョンをクリアできるようになる達成感を味わうことに重きを置いています。

そしてキャラクターに装備するバッジやオーブを頑張って厳選するトレジャーハント要素を楽しみながら、バトルで力を発揮するのが醍醐味。RPGとは言え、他プレイヤーと協力プレイできるゲームモードもあるみたいなので、自分が丹精込めて育てたキャラクター、考えぬいた戦術を見せつけたいものですね。

さいごに:オフラインならではの企画も

gumiとCROOZ Blockchain Labが開発するWeb3ゲームはいかがだったでしょうか。どのゲームもやり込み要素十分で、何をプレイしようか迷ってしまいますよね。全タイトルをがっつりとプレイする時間が欲しいものです。

TGS2023では、人気コスプレイヤーも参戦されることが決定しています。「ファンキル」のコスプレで登場するみたいです(レーヴァテインであったら嬉しいと思う筆者)。

そして各タイトルにはリアルガチャが設置されているとのことです。TGS2023限定のNFTが当たるようなので、気になるゲームがある方は足を運んでみましょう!

【TOKYO GAME SHOW 2023公式サイト】
https://tokyogameshow.jp/

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