KubeCon 2018 NA Seattleで発表してきた話

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5 min readDec 18, 2018

先日シアトルで行われた、KubeCon + CloudNativeCon North America 2018でLTをしてきたのでその話をまとめておきます。日本人が海外で発表する意義、のような話ではなくあくまでも個人的な話。飛行機で暇なので書きました。

ちなみに発表内容については、日本でも発表予定(Kubernetes Meetup Tokyo #15)なのでそちらで。一応スライドは上げておいた。

KubeCon + CloudNativeConとは

その名の通り、Kuberentesとクラウドネイティブについてのカンファレンス。CNCF主催で今年は、コペンハーゲン、上海、そして今回のシアトルの3回開催された。2019年の予定も決まっていて、バルセロナ・上海・サンディエゴで行われる予定。

inductorさんの記事を読むと伝わりやすいと思う。

発表することになった経緯

CFPを出した、以上。
なのだが、CFPを出した経緯について。

  • 少し大きなところ(というか海外)で発表したい
  • 発表するなら行くしかなくなる(笑)
  • LTなら少し気が楽

どれも至極個人的な理由なのだが、軽く説明する。

少し大きなところ(というか海外)で発表したい

自分のキャリアとして、どこかのタイミングでUSで働きたいと思っていて、自分の経験も含めて少しずつ足がかりを作りたかった。OSS活動すれば?とツッコミがありそうだが、それはそれで引き続きやっていく。

なんだかんだ、OSSにしろ何かのサービスにしろUSで生まれるケースが圧倒的に多いと思う。尊敬するエンジニアもUSで働いている場合が多い。(日本で働いている人も当然尊敬している)

ちなみに、SFのBay Areaでは働きたいと思うが、住みたいとは思わない。

発表するなら行くしかなくなる(笑)

KubeConに限らずカンファレンスは、他社事例を聞くだけではなく、発表者・参加者と直接話す良い機会なので、積極的に行きたい。がしかし、スタートアップに身を置いており、今のところ自分のロールは一人だけなので、ただ参加するのは難しいかなーと思ったりしていた。なおCFPを出したのは今の会社の正式ジョイン前(笑)。

LTなら少し気が楽

これは完全に裏目に出た。
当初はアルコール片手にせいぜい数百人くらいのオーディエンスを想定していたのだが、アルコールはないし規模は数千人規模だった。雰囲気はむしろキーノートのような感じ。ちなみに、モデレータ?の人は少し話したところTechCrunchのUSの人らしい(たしか)。この辺も地味にしっかりしていた。

ブレイクアウトのフルセッションにせずにLTにしたのは、業務上準備時間が取れないと判断したので。

発表してみて

photo by @cyberblack28
  • めっちゃ緊張した(と思う)
  • 一瞬で終わった
  • 発表後いろいろと話しかけられた

緊張

多分人生で一番緊張した気がする。緊張した経験は意外と忘れやすい。

単純に参加者の人数が多い、会場の空気が硬いというのもあるのだが、発表の順番が一番最初だったのが大きいと思う(という言い訳をしておく)

一瞬で終わった

5分だから一瞬なのは当たり前なのだが、途中で時間がタイムアップ。

内容が多いということはさておき、直前のリハーサルのときには時間内に収まった。緊張もあり、余計、というかそこまで詳細に話すつもりのなかったことを話したりしてしまった。目の前にあるタイマーの色が、黄色→オレンジ→赤と徐々に慌てさせる感じも精神衛生上よくない。また慌てるたびにろれつが回らくなる辛さもあった。普段から英語使ってないからってことにしておく。

まあ会場を笑いで暖かくできたとは思う(むりやり)

発表後いろいろと話しかけられた

発表後他の発表者に話しかけられたり、TwitterでわざわざDMくれたり、スポンサーショーケースで発表内容について話しかけてくれたりした。自分が話すと話しかけられる、当たり前のことかもしれないが、他者がどんなふうにやっているかとか何に困っているかなど知れて楽しい。

Weaveworksの方にブースで話しかけられたりもした

Take aways

特にこれといったオチがあるわけではないのだが一応まとめておくと、英語の得意不得意があるかもしれないが、海外で発表することは難しいことでもないのでやってみると良いと思う。今回は規模が少々大きかったが、LTから始めるのもありだとおもう。

PS

最終日に日本人交流会があったのだが、普段日本では会えない人も含め日本人のつながりもできたので良かった。

PS 2

初日から最終日まで終始風邪を引いていたのもあり、ほぼ毎日ぶっ倒れていた。来年はサンディエゴなので風邪引かないはず・・・

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Google Developer Expert, Cloud. Software Engineer, Site Reliability. Photographer. #kubernetes #bigquery