DeepLを簡単にiOSアプリ化してみる

WEBサイトをアプリみたいに表示する方法です

たこ
Salad
Published in
4 min readMay 22, 2020

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今まで翻訳サービスといえば「Google翻訳」が絶大な支持を得ていましたが、近頃になってそれをも凌駕する翻訳サイト(サービス)がいくつか登場してきました。その中の一つに「DeepL」という翻訳サイトがあります。翻訳の質が抜きん出ていることから、最近様々なところで話題に上げられ非常に注目されているサイト(サービス)です。

DeepL Proという様々なオプションのついた企業等向けのものは有料ですが、翻訳機能のみは無料で誰でも使えるようになっています。嬉しいですね。

結構便利なんですが、今のところスマホではブラウザのみでしか使えません(Mac/ Winにはアプリがあります)。毎回使うたびに新規タブを開いていると結構面倒なので、もうちょっと簡単に使えるようにするためDeepLをiOSアプリみたいにしてみようと思います。

確認環境:iOS 13.5 / macOS Catalina

必要なもの

・Mac

・iPhone

・これらを繋ぐケーブル

やり方

①<iPhone側>

「設定」>「Safari」>「詳細」と進み、「WEBインスペクタ」をオンにする。

③<Mac側>

Safariを開き、左上の「Safari」>「環境設定」>「詳細」と進み、「メニューバーに"開発"メニューを表示」をオンにする。

④ iPhoneとMacをケーブルで繋ぐ。この時パソコンを信頼するかどうかのアラートが出たら「信頼する」を選択。

②<iPhone側>

SafariでDeepLトップページ(https://www.deepl.com/translator)を開く。

⑤<Mac側>

(MacでSafariを開き)メニューバーの「開発」>「(自分のiPhone名)」>「www.deepl.com」をクリック。

⑥<Mac側>

すると、コードがバーっと並んだウィンドウが表示されるので、「要素」のコードの中から「<head>...</head>」を探し、左の三角をクリックして展開させる。

⑦<Mac側>

header内のいずれかの行(例えば「<meta 」で始まる行とか)を右クリックして、「追加」>「同階層上で次へ(or 同階層上で前へ)」をクリック。すると入力欄が出てくるので、そこに以下のコードを貼り付けるなりする。

<meta name="apple-mobile-web-app-capable" content="yes" />

⑧<iPhone側>

共有メニューから「ホーム画面に追加」を押し、ホーム画面に追加する。

終わり。

左がブラウザで開いた状態。真ん中と右が今回のアプリ化した状態です。いい感じ。ケーブル抜いてもちゃんとこの状態のまま保たれます。

これを使えば、 DeepLに限らずいろんなPWA化されていないWEBサイトをアプリチックに表示させることができます。便利ですね。

それでは。

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