Appleは今年の秋にiPhone7を世に出しました。このiPhoneにはいくつかの新機能がありますが、その中で一際騒がれてるものがあります。そう、イヤホンジャック廃止！
ﾔｯﾀｰ✧ \(°∀°)// ✧
となることもないです。
Appleはたしかに昔からポートを減らしたがる悪癖があります。最近出したMac bookやMac book Proなんかもその対象になってしまっていますね。その流れからいうとやはりイヤホンジャック廃止はおかしくないとも言えそうです。
でも、それとこれとは話が違うと思うのですが。
USB-BやHDMIはそこまでとことんこだわる人はいません（いたらすみません）し、USB-Cは性能が高いのでUSB-Cに統一してもまだ許せると思います。でも、オーディオジャックは「金メッキがいいんだあ！」という程のこだわりを持つ人もいて、音楽ファンもジャック等での音質の変化をよく知っています。そのため、このタイミングでiPhoneというiPodを作っているメーカーの携帯からそのイヤホンジャックをなくすのは早すぎる気がします。
現行のiPhoneはワイヤレスに対応する気ははっきり言ってないです。iPhoneで今使える高音質BluetoothコーデックはAACのみ。広く普及しているApt-Xは非対応。もちろんLDACなど対応しているわけもありません。
これは、音楽ファンをバカにしているとも言えるのではないでしょうか。本当にコアな音楽ファンは「lightningアンプ」なるものをlightningにかまして聴くかも知れませんが、十分な環境もないのにワイヤレス化を推し進めたり、イヤホンジャックを無くしたりと音楽に冷たすぎる気がします。
Appleは何度も言いますがiPodを世に送り出してSONYを怯えさせ、Beatsを買収し、イヤホンやヘッドホンをも作っている会社です。そんな会社が音楽プレイヤーであるiPodを見捨ててまでiPhoneに注力しているなか、そのiPhoneの音楽環境を簡略化・劣悪化している。これは音楽好きとしては辛いものがあります。
あの音楽業界を震わせたAppleなのですから、今後の音楽分野での発展も期待しています。
