重い
まず、箱から出した時に思った事。
それは、「重い」「厚い」「でかい」。
正直、結構重いです。6や7を持つと軽くて感動するレベル。
多分この3つがiPhoneXの最大の問題点です。
綺麗
画面が本当に綺麗です。
今までのRetina液晶がHDに見えるくらい。
Super Retinaは本当にドットが見えません。あなたがマサイ族でない限り。
色の発色も本当に良く、家電量販店でよく見るダンサーとかが映されてるめっちゃ綺麗な4Kテレビをまんま持ってきたみたいな感じです。
この画面を見て、デザイナーと写真撮る人は買うべきだなと思いました。UIの細部の細部がくっきりとしかも美しい色で映し出され、エッジもシャープに表現されるので、いいデザインはより映え、悪いデザインや手抜きなUIはより目立ちます。
また、写真はイメージした色の美しさがそのまま画面に表現されるのがたまりません。
この液晶はiPhoneのエクスペリエンスを大きく変えるものでした。
Lightning要らない
僕がiPhoneを買い換えたのと同じ頃に、僕の家族もiPhone8を買いました。
購入から数週間後、コンポのUSBポートにiPhoneを接続したいなあと思ってLightningケーブルはどこにある？と聞いたところまだ箱に入ったままと言われました。
このことはかなり衝撃的でしたね。
今までのiPhoneなら、まず買ってすぐに充電するためにLightningケーブルを取り出していましたが、今のiPhoneにはその必要はありません。
充電はqi、バックアップはiCloud or WiFiでiTunes と接続、音楽再生はBluetooth。
しかもそれらのワイヤレス環境は今までスマホを使ったことのないユーザーほど快適に使えているのです。
その象徴として家族がiPhone8を買った理由は「ガラケーみたいに置くだけで充電できるから」。
僕たちのようなスマホユーザーは誰に言われたのかなんの疑問も持たずにスマホにケーブルを指して充電していますが、それは誰に習ったかもわからないうちにフリック入力が爆速になっていること以上に不思議なことだと思います。
なぜ昔はあんなに簡単に置くだけで充電できていたのに、わざわざ挿して充電しなければならなくなっても誰も何も言わないのか。
今考えて見ると不思議なものです。
ということで、緊急のために残して置く必要はありますが、家族同様僕も日常使いではほっとんどLightningポートは使わなくなりました。
（ちなみに、BluetoothイヤホンはBeatsXをレコメンドしていますので良ければぜひ。）
コンテンツ量が全然違う
画面をぱっと見たときに入ってくる情報の量が全然違います。
感覚的には、スキューバダイビングやスキーの時につけるゴーグルを外したみたいな感じ。視界が広がったような感じで心地いいです。
キーボードが結構不便
iOS11より搭載された片手キーボードによって、普通のキーボード入力には特に大きな不満はないのですが、このキーボードには重大な欠陥が残されていました。それは、地球儀マークの位置です。
あまり騒がれているように感じないのですが、片手キーボードにした際、文字種を切り替える地球儀がなぜか端に取り残されたままになってしまうため、片手で文字種を切り替えることが不可能なのです。
なぜAppleが地球儀だけ取り残しているのかよくわかりませんが、これはios12で直して欲しいです。お願いします。
ちなみに右のようにサードパーティー製のキーボードのみにすると一応解決は可能ですが、カーソルを自由に移動させられなかったりするのでやっぱり不満は残ります（あとデザインの統一性の問題も）。
コンデジ要らなくなる
あと、カメラもすごいです。センサが新しくなったことで色もよく撮れますし、明るく撮れます。
ポートレートモードを使えば一眼ライクにも使えますし、色味にこだわったり優しいボケを撮ったりするのは少し難しいですが、その一瞬を見たまま切り取るには十分なカメラだと思います。
FaceIDは学習してくれる
TrueDepthカメラは結構学習をしてくれているようで、使えば使うほど顔認識は速くなります。マスク族は別として、普通に使う人ならTouchIDにこだわる理由はあまりない気がします。
あ、そういえば
ノッチってありましたね。忘れてました。
今回は結構お値段も張りましたが、いい体験ができていて満足していますし、まあまた4年くらい使えばいいかなと思ってます。
今後のテクノロジーについて熟孝したい方は買うのをオススメします。でも、くれぐれも重さとデカさにだけはお気をつけを。
