Spotifyの広告が心地よい

たこ
Salad
Published in
5 min readDec 4, 2016
音楽、楽しんでますか?

広告というのはそれを貼り付ける管理者の人の意図が配置によってあらわになりやすいものです。ブログなんかだと、読もうとしたら全面に広告が出てきて、それを消して文を読もうとしたら右側に広告、文中に広告、左にも広告、上にも下にも広告。しかも、その広告はそのページがシックでいい感じのデザインなのにビビットカラーだったり、派手な感じの内容だったりと多くがページと調和していません。そして、そんなのを毎日のように見るのがいやになり、広告ブロッカーを導入し、広告からおさらばします。そしたら、広告はその分見られなくなるわけですから費用対効果が下がりますね。

広告は無料でサービスを提供するには欠かせない存在になっています。しかし、利用者はさっきのような粗悪な広告によってストレスを感じることがある。では、利用者がストレスと感じないようにするにはどう広告を表示するべきなのでしょう。

僕は広告を表示するときには以下のことを抑えるべきと考えます。

1、コンテンツは快適に利用できるようにする

2、その画面上に表示されている他のコンテンツと調和したデザイン(・内容)にする

3、大きな広告は条件付きでも消せるようにする

4、広告とわかる表示をちゃんとつける

広告をブログなんかに貼り付けるときはどの広告をつけるかというのを管理者が決めることは難しいかもしれません。でも、そうじゃない管理者が決められるようなサービスにおいても乱雑な広告表示がされていることがあります。

ようやく日本上陸を果たした世界的音楽ストリーミングサービス、Spotify。

最近市場が拡大している音楽ストリーミングサービスの中にSpotifyというのがあります。Spotifyはフリーミアムで広告を表示することで無料で音楽を楽しめます。最近これを気に入っていつも使っています。フリーミアムで音楽聴き放題っていう点で気に入っているというのもあるのですが、それよりも広告の出し方が上手く、ストレスにならないので使っています。 Spotifyに関しては詳しく言いたいことが山ほどあるので

基本、広告はこのように画面下に帯状に貼られる。一般的によくある貼り方です。

このように画面下に広告を貼っているのが1つ目の貼り方。ここに貼られる広告は基本Spotify自身の広告なので違和感がなく、統一感があります。逆にSpotify事情が知れて嬉しいくらいです。

2つ目は曲間に30秒の音声広告を入れるやり方。普通にプレイリストを聴いていると気づいたら終わっています。

3つ目は

Spotifyアプリケーションを一定時間ほかっておくと出てくる広告。これも画面上に数秒カーソルを当てると消えますし、下の再生バーはこの間もちゃんと使えますので音楽を聴くのには全く支障がありません。

3つのデスクトップでの広告表示をご紹介しましたが、この中でモバイルで表示されるのは2つ目だけ。モバイルは小さな画面でコンテンツを楽しむため広告が占めるコンテンツに対する割合が大きくなりがちですが、程よく収まっていると思います。

広告はサービスを利用する中で表示したとき、その広告もサービスの一部になるのです。快適で良質なサービスを提供したいなら広告を表示するときはそこにもしっかりフォーカスを当てて手を加えていく必要があると思います。

にしても、最近はAdBlock Plusのおかげでサイトがすっきり快適に見れるし、良質な広告表示をするサービスも増えてきていて嬉しいです。広告事情がもっと良くなってきたらAdBlock Plusも外そうかな。

そういえばMediumは今の所広告がなくていいですよね。いつかはツイッターみたいに表示される日が来るのでしょうか。ないのが一番なんですが無料で使わせてもらってる限りそんなわがままも言えませんねw

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