NumericTadpole
iPad用の数値入力シーケンサを作りました
どんなアプリか
音楽制作アプリです。音の情報を数値で入力し他のシンセサイザーアプリと連携して音を出します。コンセプトは「出先で思いついたアイデアをパパっと数値で入力するためのシーケンサー」。
基本的な機能
- 数値データ表示
- 数値入力
- 再生停止制御
- コントロール系MIDIデータの扱い(設定値は曲を通して固定)。ボリューム、プログラム・チェンジ、パン、エフェクト(91)、エフェクト(93)
- テンポ設定(設定値は曲を通して固定)
- 拍子設定(設定は曲を通して固定)
- テーブル表示(いわゆるピアノロール)
- 曲の保存機能
- 書き出し(SMF)
とりあえず外す機能
- 楽譜
- ピッチベンドなどの情報が多くなるもの
- 曲の途中でのパラメータの変更
- SysExなどの特殊なデータ
入力方法
1つの音符に対して、位置、音程、長さ、強さの4つのデータを入力する。
位置、長さは1拍を48とする。
音程は中央のドを60とする。
強さは0〜127の範囲をとる。
MIDIチャンネル
各トラックにMIDIチャンネルが順番に割り当てられています。変更は出来ません。
接続先アプリについて
音源としての機能を持つアプリと接続します。そのアプリはvirtual MIDIに対応している必要があります。接続先アプリの設定はすべてのトラックで共通です。トラック毎に別の接続先にする設定は出来ません。
単一MIDIチャンネルしか受け付けないものの場合、一つのトラックの音しか出せません。複数のMIDIチャンネルを受け付けるタイプのアプリがおすすめです。
接続先が設定されていない場合、iOS付属の簡易シンセに接続します。これは音色の設定などは出来ません。
その他
数値入力は日本での人気が高いので和風の淡い配色にした(つもり)。
機能の最低限のラインについて
数値入力アプリの需要は大きく分けて
- パパっとアイデアを入力
- テクニックを駆使して作りこむ
の2パターンがある。このアプリが目指すのは上のパパっとアイデアを入力する方。
対応デバイス&OS
iPadのみ、iPhoneには未対応(予定なし)。
iOS7.1以上。
CPUがA5以上(iPad2〜、初代iPad mini〜)。
縦横両方に対応。
ファイルの認識方法
保存されたソングにindexが与えられる。これが違えば別の曲とする。
さらにリスト表示で迷わないために、複数のソングを同じ名前で保存することは出来ない。
エクスポート
エクスポートしたMIDIファイルはiPadをパソコンとつないでiTunesを使って取り出す。iTunesの中のファイル共有の項目にあります。Logicなどの本格的なDAWに取りこんで作業の続きを行えます。
保存するMIDIファイルにKEYと拍子のデータは入らない。
インポート
対応していません。
トラックデータの位置
0小節目の1~2拍目にプログラム番号やボリュームなどの情報が入る。ノートデータは1小節目から入れることを推奨。
連携が確認できたアプリ(複数MIDIチャンネル)
- Roland Sound Canvas for iOS
- KORG iM1 設定でバックグラウンドオーディオをオンにしてください。
連携が確認できたアプリ(単一MIDIチャンネル)
- KORG Module 設定でバックグラウンドオーディオをオンにしてください。
- KORG Gadget 設定でバックグラウンドオーディオをオンにしてください。ミキサー画面で、鳴らしたいGadgetのイラストの上の小さい黄色を点灯させてください。