子供は時間泥棒?では、あなたにとって「時間」とは何でしょうか?

子育てから学ぶ自分に向き合うことの大切さ。

金登 大典
KINTO BLOG
6 min readApr 6, 2016

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私は2歳と0歳児を持つ父親です。と言ってもまだまだ新米の父親。そして、その未熟さゆえ、毎日、失敗の連続。今日は私の失敗から得られた教訓をお話しさせていただきます。その辺り、もし共有できたらいいなと思いつつ。

ある日私は子供を突き飛ばして怪我をさせてしまいました。幸い大怪我ではないものの、頭にたんこぶが出来てしまうほどでした。理由は、自分の時間を持ちたいのに、なかなか寝ようとせず、まとわりついてくる我が子が鬱陶しく感じてしまったからです。普段なら遊び相手をして子どもとの時間を楽しむはずが、その日は余裕がなく、イライラしていたんだと思います。

こんな話を聞いて、ちょっと引いちゃうかもしれないけど、子供を持つ人なら似たような経験があるはず。そして、その後めっちゃ後悔して、気分が晴れない悶々とした気分になってしまう。

私はこの件をきっかけに、反省して、自分なりの答えを探しました。ひとつ分かったことは、「相手は決して、自分に合わせてくれない。」ということです。私が、いくら忙しそうにしていても、子供は空気を読んで大人しくしているということはありません。当然ですが。では、どうすればいいのか?答えは、自分が子供に合わせるということしかないと思います。

結論として実践すべきは、「相手を変えようとする前に、自分を変える。」ことです。やはり人間はどうしても、自分中心で考えてしまいます。それが生命維持の本能なのかもしれないけど、それでは社会生活が成り立ちません。自分は間違っていないから変える必要がないと思いがちですが、それは、自分を変えるより、相手が自分に合わせてくれた方が楽だから。時として、その楽を求めてしまっているという自分に気づくことがあります。なんて自分勝手なんだと思いますが、本能に組み込まれているんだから、皆自分勝手で当たり前。そう思うと、色んなことに寛容になれる気がします。そして、私が実践したことを紹介します。

  1. 帰宅したらPC,スマホ禁止。子どもと触れ合う。
  2. 子供の寝かしつけと同時に8時に就寝。
  3. 3時に起床。子供が起きてくるまでの、朝の時間を自分の時間として活用する。

という感じで、生活リズムを変えてみることにしました。子供に合わせることで、必然的に早寝早起きが出来るようになりました。今まで、夜型の生活だったのが、一転して理想的な生活になりました。早寝早起きをしたいと思っていてもなかなか実践できていなかったことが、あっさりと出来るようになったのも、子供のおかげです。そして、私が、早寝早起きで得たメリット。

  1. 朝から、掃除をする余裕が生まれる。
  2. マインドフルネス(瞑想)の時間を持てるようになった。
  3. コーヒー豆を挽いて、朝から美味しいコーヒーで目覚め。自分の趣味、癒やしの時間を過ごすことが出来る。
  4. TVを見るなどの誘惑がない。ひとり静寂の中で、作業に集中できる。
  5. 情報収集を効率的に行うことができる。
  6. 収集した情報の収集、編集、整理、発信。そして、Mediumを書く時間が出来た!

一人暮らしをしている時は自由な時間が豊富にありました。(今思えば贅沢な時間だったな。)しかし、結婚して子供が生まれるとどんどん自由な時間はなくなり、子供や、家族中心の生活になっていきます。「男は仕事、女は育児と家事。」とか言ってられなくなります。(そんなこと言ってたら、もっと稼げと怒られるし…)妻なんかは、24時間育児で休む間がほとんどないですものね。

だからこそ、自分の時間がとても貴重に思えるんです。そして、時間が限られている状況に追い込まれると、どうしたら効率よく時間を使っていけるか考えます。まだ完成系ではないですが、朝の時間の活用をもっとカスタマイズしていきたいと思います。

私の日課にすべき目標

  • 朝のウォーミングアップに掃除。
  • 集中力を高めるためのマインドフルネス。
  • 朝の目覚めの儀式。コーヒータイム。
  • 1時間の情報収集。
  • 1時間の編集、発信。(Medium等)

朝のトイレ掃除は日課となりましたが、マインドフルネスを自分のものにしていくには、継続が必要かなと思います。意外ですが、マインドフルネス(瞑想)の効果を少しづつ感じていて、日々の生活の充実感にも繋がっていくような感じがします。今を生きるということに集中して、頭のなかをリフレッシュして自分がやるべき事柄を整理整頓することができます。また、情報収集と編集の作業の時間は、まだまだ作業スピードが遅く、目標に達成していません。ですので情報のストックが溜まっていっている状態です。インプットばかりでは、頭のなかが一杯になってしまって、とてもバランスが悪い状態です。アウトプットをすることで、情報の棚卸しが出来て、次の情報を入れる空きスペースを作ることができると思っています。そして、発信することで、本当に自分のものにしていくことが出来ると思います。このルーティンを、空気を吸って、吐くように自然に出来るようになるのが理想です。

自分にとって、Mediumは、情報をアウトプットして身に付ける学びの場かなと思うようになってきました。ワードプレスなどで、自らのコンテンツを「保有」するという考えもありますが、保有することにそんなに意味はあるのかなと思います。正直、私のような素人の記事に価値があるという実感はありません。むしろ、この場を借りさせていただいて、アウトプットして学んだ内容を、他者と繋がり「共有」していく価値の方が大きいのではと思っています。だって、recommendとかめっちゃ嬉しいですし、自分の記事を読んでくれている人の存在を感じられると、なんともいえない快感、感動があります。

最後にまとめ

少し話がずれてしまいましたが、今日は「時間」について考えてみました。時間は言い換えるならば私達に平等に与えられた命そのものです。効率よく、そして、有意義に使うことで、本来大切にすべきものが見えてくる気がします。子供は、その命を懸けて生み出した存在。特に母親ならその感覚は大きいと思います。やるべきことは効率よくこなして、ほんとうにやるべきことに時間をかけられる余裕を生み出しましょう。子供の成長はとても早いです。その瞬間はその一瞬にしか存在しないのですから。

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金登 大典
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日本書紀より伝わる香木伝来の地、淡路島でお香を作っています。写真とコーヒーが好き。 www.kinto.me