Vol.29『時事ネタトピックス』

毎週金曜日発行。話題のニュースを独自目線で解説。

金登 大典
KINTO BLOG
7 min readMar 24, 2017

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〈オススメ音楽〉

《注目記事10選》

【10】

これは配送業者への業務の合理化にも繋がるのではないか。また利用者にとっても待ちに待った新作が早速届くので嬉しい。最近アマゾンの著者をフォローする機能や、アプリのアップデートの改善が工夫されている。買い逃すこともなくなり、アマゾンで買わない理由がもう見つからない。注文から流通まで一気通貫で全てにおいて使いやすい。

【9】

レッドは社会貢献活動のステイタスも満たしてくれる商品。あまり見たこと無いけど。ラインナップは増えていく一方なのと、値下げによる利益減はAppleのブランド価値を下げているように思う。次の魅力的な商品を早くリリースしなければ、今までの好循環から離脱してしまうのではないだろうか。もうiPhoneで引っ張り続けるような余裕も無いと思うのだが。

【8】

銀行業は合理化しようと思えば、究極は全自動だろう。そして、人が介入しない分コストがかからないだけでなく、間違いも起きにくい。正確さを要求される銀行業務だけにイノベーションが進みやすい分野かも知れない。そもそもこうなってくると銀行そのものが要らないのではないかと思ってしまうのだが。

【7】

人の運用ノウハウではなく、アルゴリズムを開発するギークが金融市場を牛耳っていくよう。ここでも手数料が最安に設定できることから、競争力が生まれる。さらに運用実績が証明されれば、鬼に金棒。低コストでハイパフォーマンスの運用先があれば、誰しも利用したいと思うだろう。必ずしも人が介入する必要がなく、既に高速売り買いでは、コンピューターに敵わない。

【6】

歩行者の少ない沖縄で実証実験をすることは事故などのリスクが少なく合理的と言える。自動運転のデータが蓄積されて行くことは前向きに進んでいるということだろう。これを都心部で実用できる日も近いのだろう。将来はバスの運転だけでなく、トラックも自動化されて世の中が変わっていく様子を感じる。

【5】

最近は、コンビニなどでも一気に決済機能導入が加速しているように思う。現金主義の日本でも遅れを取りながらでも、電子決済が今年流行しそうな兆しである。オーソドックスな支払い手段になれば、導入する店舗も加速して更に便利になっていくという循環が生まれそうである。

【4】

欧米では評判の高い日本式トイレ。ウォシュレット機能がなんとも日本的なおもてなしを感じる商品。欧州には便利さよりも、芸術的なセンスを重視する生活様式があるように感じる。その部分も含め、合理的だけでなく、ハイセンスであることのアピールが上手く出来るかどうか。日本の美意識を取り入れた商品であると感じさせる必要があるように思う。

【3】

自動運転化により、なくなる職業もあれば、個人でツアーが組めるという生まれる仕事もあるんだと感じさせられる例。独自の体験を提供できる能力があればホストとなり、現地の穴場や人脈を活かした観光案内をするキュレーターにもなれる。個人が主役となる新しい働き方の好例となりそうである。

【2】

売上を競うのも良いけど、介護食に吉牛は受けるのかどうか。店舗の合理化、値下げによる競争に疲弊するだけでない、新しいチャレンジであることに期待。一時の牛丼値下げ合戦は不毛であると判断、吉野家呑み等の新規企画をどんどん生み出している戦略は応援したいところ。

【1】

オランダは前のめりな施策が面白い。お金の概念が時間で測られるというのは、あたたな価値観として面白がって使う人はいそうである。それを更にシェアリングサービスとしてアプリ上で行うとなっていけば素晴らしい互助システムとして機能するだろう。貨幣が中心となった経済では、国が税を徴収してしまう。新しい仮想的な通貨はそこをスルーさせてしまう破壊力がある。

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金登 大典
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日本書紀より伝わる香木伝来の地、淡路島でお香を作っています。写真とコーヒーが好き。 www.kinto.me