Vol.30『時事ネタトピックス』

毎週金曜日発行。話題のニュースを独自目線で解説。

金登 大典
KINTO BLOG
7 min readMar 31, 2017

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《注目記事10選》

【10】

将来に渡って現実的に返済不可能な借金を背負ってしまった東芝。財務内容改善のための事業売却を強いられるが、それでは企業は成長できないというジレンマに落ち込んでいきそうである。そもそも大企業だからといって上場を維持しようとしていることに問題があると思う。既に手遅れになってしまった感は否めない。

【9】

ECの普及率と、共働き世帯の増加。それを解決ソリューションとして必要な宅配ボックス。まだまだデザインや使い勝手に改善の余地がありそうだが、今後普及していきそうである。また、宅配ボックスに限らず、自宅の不在を位置情報で確認できるサービスも個人情報を開放していく方向で調整した方が良いように感じる。

【8】

Primeフライデー然り、現実に導入できているのは一部の大企業だけで、地方や中小企業では「暗黙の了解」で従業員は親方社長に意見しないというブラック環境がまだまだ大多数だ。日本の組織のカルチャー自体を変えていかなければならないように思う。風通しの良い企業文化のほうが、これから必要な創造的な仕事を生み出す土壌を形成しやすい。

【7】

会社もかなり追い詰められていた状況だろう。価格競争は無理な企業運営を生み出す要因である。付加価値を付けて商売をする必要性を感じる。消費者が求める価値は本当に価格だけなのだろうか?もっと工夫すれば売り手、買い手、働き手が幸せになる3方良しの方法があるはずである。

【6】

従来の規則に則って運営していくことは、新しいやり方が当てはまらないこともある。無理やり通そうとすれば、歪な形になることも。それがルールを破っても良いと間違った方向に進んでしまったのかも知れない。理念はもってもモラルを忘れてしまえばコントロールを失った状態であったと言わざるを得ない。

【5】

資格職にしたばかりに、労働不足になっている例。そもそも管理者くらいが資格を持つくらいで良いと思う。アルバイトでも出来る保育の仕事もあるはずだ。雇用の規制緩和を行うことで、働き手も増え良い循環が生まれそうだと思うのだがなかなか進んでいない印象である。

【4】

地方では既に60歳以上の高齢者が4割に達しているところもある。高齢化社会を迎えた日本の社会で子供、お年寄りを見守る互助の形を考えないと行けないと感じる。従来の家族というカタチも変化してイエで見るという文化も崩壊している。街で見守る広域の家族という形体が必要ではないだろうか。一人暮らしの方を孤独にさせない関係性を構築しなければならないのではないかと思う。

【3】

昔、素人装備で山に登ろうとしたことがあった。天候不順で怪しい雲行き。しかしスケジュール的に強行突破しようとした。しかし、熟年の登山経験者に声をかけてもらい無理をすると命を落とすと説得された。何も知らないと恐怖を感じないという怖さを思い知った。それほど自然の脅威に人間は逆らえない。踏みとどまるという判断、勇気も時には必要だと感じる。

【2】

これは驚異的なニュース。既に実用化して試験段階に入っている。これでドナー探しに苦労することも無くなりそう。また、人間の寿命も驚異的に伸びる可能性。古くなったパーツは交換するといった感覚まで進化するのではないかと感じる。

【1】

ECの普及で店舗が過去のものになっていく流れが加速している。買い物はネットで知ってそのままアマゾンなどのECで購入、宅配という体験に変化しているのだろう。スマホの普及で身近に買えるというのが大きいだろう。日本でも家電、スーパーが売上減に苦しんでいるが、まだまだ苦戦はこれから続くものと思われる。

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金登 大典
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日本書紀より伝わる香木伝来の地、淡路島でお香を作っています。写真とコーヒーが好き。 www.kinto.me