サムライインキュベートがなぜ大阪でイベントを開催したのか

株式会社サムライインキュベート、Enterpriseグループの富樫です。

先日8/7(火)、大阪でオープンイノベーションの取り組みを実例交えてご紹介するイベントを開催しました。

今回会場のインキュベーション施設「billage OSAKA」さまと連携しましたが、大阪でオープンイノベーションをテーマにしたイベント開催はサムライにとって初です。なぜ大阪でこのタイミングで実施したのか、その想いや背景とともにイベントの様子をお伝えしたいと思います。

インキュベーション施設「billage OSAKA」

地方都市のオープンイノベーション事情とイベント開催背景

ライフスタイルの変化とともに、AI・IoT・Block Chain・VR/ARなど新たな技術の変化スピードが早くなり、日本のみならず一企業内だけでは開発に時間がかかる技術やノウハウを外部に求める動きが一層加速しています。

東京を中心とする日本においても、ここ2–3年前からこの動き、特に「オープンイノベーション」の取り組みが急増している状況です。

“東京を中心に”と言いましたが、それは、首都圏以外を本社とする企業が東京で同様の取り組みをするケースはありますが、地方都市等で行うオープンイノベーションはまだ様子見をされている方が多いように感じているからです。

そこで今回弊社としては、あえて「首都圏以外で」日本のオープンイノベーションの取り組みを加速させる取り組みをしていこうと決め、その第一歩として、行政や民間企業が力を入れ始めている「大阪」を選びました。

とはいえ、サムライは日本では東京が拠点。大阪のオープンイノベーション事情はまだまだ詳しくありません。そこでインキュベーション施設を運営されている「billage OSAKA」と連携させていただき、啓蒙活動を兼ねてまずはイベントを開催することにしました。


イベントの様子

今回「新事業を一気に生み出すオープンイノベーション最新手法 -中京テレビ事例に見る地方都市でのアクセラレータ成功要因-」と題し、同じ地方都市である名古屋でオープンイノベーションに取り組まれている中京テレビ放送から長谷川さま、採択企業のアイデアクラウド 田中さまをお招きし、サムライから大企業の方々とオープンイノベーションを伴走する成瀬と富樫がともに登壇させていただきました。

冒頭では成瀬から、タイトルにもある「新事業を一気に生み出すオープンイノベーション最新手法」をご説明しました。

ここ数年の日本におけるアクセラレータプログラム激増や、弊社にご相談いただくケースが多い”大企業が設定したテーマをふまえ、事業アイディアを提案するスタートアップを短期間で育てるアクセラレータ”の問題点など。特に「スタートアップとの出会いは増えたが、事業が生まれない」といった解決策の話をしました。

熱く語るサムライインキュベート成瀬

その後、各登壇者から、自社のオープンイノベーションの取り組みをお話いただくとともに、参加者からの質問にもお答えいただきました。

オープンイノベーションプログラムを主催した中京テレビ放送 長谷川さまからは、「社長のコミットを前提としながら多くの社員を巻き込んで取り組むことができた」「やはり外部を頼ることもしないと、新しいものを創り出していくことはアイディア的にもリソース的にもなかなか難しい」というお言葉が。

そして、企業内での事業の進め方について「走りながらやってみようという方向に変わってきた。リーン検証とよく言うが、小さく生まれた事業案をスピーディーに検証していくことが大事」と言う示唆もいただきました。

実際にプログラムで取り組んだ各社と継続的にPoC等を続けていることで、意識変革が起こり、スタートアップとの付き合い方にも良い影響があったようです。

左から、アイデアクラウド 田中さま、中京テレビ放送 長谷川さま

また、アクセラレータに参加したスタートアップのアイディアクラウド 田中さまからは、「シナジーが出るような仕組みがあった」「プログラムのメンター陣など、レイヤーが一段上の方と話す機会が増えて、自分の視点が持ち上がったように思った」とのこと。

また地方のベンチャー企業は大企業に対してお客様という意識が強いようで「それまでお客様という視点で接していたのがパートナーになれた」という話も。

富樫からは、これまでのプログラムの経験も含めて「全てがスムーズに進む企業はなかなかないからこそ、”やる気”はとても重要」「地方のスタートアップは東京のスタートアップと比較して、受託業務を行っている企業が多い」など、複数社とご一緒する立場だからこそ見えるお話をさせていただきました。

私富樫からも少しだけ

参加者はスタートアップよりも大企業の方が多く、当日会場からもご質問を多数いただいたのですが、「xxという分野ではオープンイノベーションは可能か」「地方都市の企業が行うことの難しさは何か」など、より具体的な質問をいただいた印象でした。

懇親会を含め、東京開催のイベントでは出てこないような質問やお話があり、我々にとっても学びが多く、とても有意義な会になったと思います。

懇親会の様子

まとめ

イベントはひとつのきっかけですが、首都圏以外の企業でも関心が少しずつ高まって来ていると肌で感じることができました。
これからも、地方都市に我々が訪れてその土地の空気を感じ、直接お話をさせていただく機会を作っていきたいと思っています。

繰り返しになりますが、サムライインキュベートでは、大阪をはじめとする首都圏以外でもオープンイノベーションを推進していきます。

ニーズに合わせたお話ができればと思いますので、ご興味ある方は、遠慮なくご連絡ください!


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