投資領域「ヘルスケア」研究 〜全体理解編〜

こんにちは!Investment Group平田です。
今回は、以前のブログで紹介したSamurai Incubate Fund 6号の注目テーマのうち「ヘルスケア」について書きます。

1回で全てを書ききるというよりは、今回は「ヘルスケア」領域の全体感を見渡した上で、来月以降「ヘルスケア」領域を構成している市場について、もう少し深掘りしていけたらと思います。


そもそもヘルスケアに注目している理由

以前のブログでヘルスケアを注目領域としてあげさせていただいたときは、「なぜ」この領域に注目しているのかについてはほぼ触れなかったので、まずはそこから。

端的に言うと「死にたくないから」「死ぬのが怖いから」です。
同世代の友達とかに言ってもあまり共感されなくて、ちょっと悲しいのですが。。

少し暗い話をすると、僕の記憶にある範囲の祖母も祖父も平均寿命まで生きてなくて、死にたくないなと。死ぬのって単純に怖いなと。死んだらどうなってしまうんだろうか?って考えて寝られなくなるっていうのが僕のいつものループなんです。
死を連想するような何かを見聞きすると、だいたいこのループに陥ります。

じゃあ、長生きできる方法を!と考えると、「健康的な食生活」「適度な運動」「ストレスを溜めない」「睡眠時間を確保する」などがあるわけですが、「めんどくせぇ」となってしまい、しかも僕は食事が結構好きなタイプなので、美味しいものを好きなだけ食べたい、それが健康的か否かではないというタイプの人間なので、出来るだけ努力したくない。

メガネです。平田です。

そこで出てきたのが、「暴飲暴食はする。でも長生きさせてくれ。」でした。それと同時に、「てか、そもそもなんで死ぬんだ?できることなら永遠に生かしてくれ」って思ってしまったのがきっかけでヘルスケアに興味をもち、大学時代は創薬パイプラインの本を大学図書館に買ってもらって読んでたりしました(笑)


ヘルスケア業界の全体像

というわけで、ヘルスケア領域の全体像を整理してみました。
ヘルスケアと一口に言っても「かなり広いな」といった印象を皆さん持たれているのではないでしょうか?

また、人によってヘルスケアの定義が広かったり、狭かったりするのではないかと思っています。

なので、今回は個人としてヘルスケアの全体像をどのように捉えているのかをまとめています。

ヘルスケア領域を構成する市場としては、
・病院やクリニックなどの「医療機関市場」
・診断や治療機器などの「医療機器市場」
・病院で処方される薬や薬局で販売される薬などの「製薬市場」
・生命保険や特定の病気の保険などの「保険市場」
・健康管理サービスや睡眠管理と言った健康維持増進に関する「健康増進市場」
・要介護状態や自宅で生活するのが困難になった際にそのフォローを行ってくれる「介護市場」
と大きくこの6つに分類できると考えています。

ヘルスケア領域の場合、許認可や専門知識の必要性の高さもあり、スタートアップとして参入するにはそれなりのハードルがあると思いますが、中でもスタートアップや既存のインターネット企業の参入が多いのが健康増進市場かと思っています。

例えば、個人的にも使っているのですが、心血管疾患予測の「Cardiogram」、睡眠管理の「SleepMeister」、自律神経測定の「CARTE」、液体サプリメントの「Fine」、女性向けサービスであれば、生理日・排卵日予測の「ラルーン」「ルナルナ」などがあります。

また最近徐々に増えてきているのかなと思うのは、医療機関と医療機器の市場での現役医師や研究者の起業家の方達です。
この辺の事例は、次回以降深掘りをしていきます。


各市場の参入難易度

ヘルスケアに限らず、どの領域でもそれぞれの参入の難しさがあると思うのですが、ヘルスケア領域の場合は人間の生死に関わる領域でもあるため特に許認可が多くあり、参入のハードルは高い部類に当たるのではないかと思っています。

例えば、医療機器であれば、医療機器に不具合が生じた場合のリスクの大小によりクラス分けを行なった上で、「届出」「第三者認証」「大臣承認」など規制が異なっていたり、製薬における創薬に関していえば動物を用いて試験を行う「非臨床試験」や人間に対して試験を行う「臨床試験」(臨床もさらに細かく分かれています)があり、その先で承認審査が実施され、期間としても10年ほどかかるような、道のりが遠く、かつハードルが高い領域です。

この辺りについては来月以降、各市場を取り上げていく中で、詳しく扱っていきます。


まとめ

今回は、第1弾としてヘルスケア領域の全体像について扱いました!
来月以降は各市場ごとの深掘りと、それぞれの市場における許認可などを扱いながら、参入難易度について触れられたらと思っています。
また、それぞれの市場における課題や事例にも触れたいと考えています。

ヘルスケア領域で事業を考えられている方や、資金調達を検討されている方!是非、弊社HPか僕のTwitterにDMをいただけると嬉しいです!(必ずお会いします!)

次回は、岩田がFintechについてお届けします!お楽しみに!


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