サムライインキュベートが第2回Batch Programを領域特化で開催する理由

こんにちは!Investment Group(ベンチャーキャピタルの部門です)Managerの坪田と申します。

今回は、6月より開催される当社の起業支援プログラムである第2回「The First Movers」Hands “in” Batch Programについて紹介させていただきます。


当プログラムの概要

このプログラムは主に、
「起業したばかり」
「起業準備中」
「解決したい課題とアイデアがある」
という方を対象にしています。
そういった方々に対して、
・事業アイデア創り
・アイデアの解像度を高める磨き上げ
・実際に顧客に疑似体験してもらうことによる仮説検証
という事業の0→1に必須のステップを、当社メンバーも全力で思いっきり伴走することで支援する短期集中プログラムです!

第1回を開催した際にも当社の岩田からこのブログで紹介させていただきましたので、今回は「第2回は第1回と何が変わったのか?」という点を中心にお伝えできればと思います。


第1回と変わらないところ

はじめに、下記のポイントに関しては第1回と同様に実施します。
・Phase1(アイデア創出)とPhase2(疑似体験による仮説検証)の2部制
・Phase1通過者には、Phase2の検証資金を目的として300万円〜500万円を出資
・Phase2の検証結果に応じて、1社あたり数千万円までを追加出資
・当社独自の事業創造・整理フレームワークを提供
・Phase1、Phase2とも当社キャピタリストが伴走支援

なぜこのような形式で実施しているかというと、当社が”創業間もないプレシード〜シードの企業に出資する”ことを得意とし、ポリシーにしているところが大きいからです。

例えば、ある程度事業が成長しているスタートアップ企業に出資させていただく場合は、売上や利用ユーザー数、事業におけるKPIの成長度合いによって出資判断することもあるかと思います。

しかし、当社が支援しているような事業ステージでは、売上がまだ生まれていなかったり、そもそもプロダクトがまだ無い、ということがほとんどです。

つまり、簡単に言うとこれから創ろうとしている『企画』や『仮説』に出資させていただくことになります。

その際は主に、『特定のターゲット層を顧客として、彼らの固有ニーズを既存の方法やサービスよりも満足させられるかどうか』という点を見ています。
(もちろん、それだけでなく様々なポイントを見ていますが、『顧客目線で価値があるか』というところは特に重要視しています!)

そのため、Phase1では顧客目線で価値のある事業アイデアを創出するためのフレームワークを当社から惜しみなく提供し、当社キャピタリストも起業家の皆様のアイデアをブラッシュアップするために一緒に頭を使います。

Phase2では、Phase1で出来上がった解像度の高い『仮説』と300〜500万円の資金を持って、実際に想定される顧客に、まだ無いプロダクトを疑似体験してもらうことで、本格的に事業化する前の仮説検証を進めます。こちらでも、当社キャピタリストが疑似体験の提供方法の設計や、検証後のユーザーインタビュー設計などについて一緒に考え、伴走します!

プレシード〜シード出資に特化した当社だからこそできる、”顧客目線で価値のある事業創り”を体系的に体感できるプログラムだと考えています。

第1回開催中の様子

第2回で変わるところ

そんなBatch Programが、第2回ではさらにパワーアップしています!
具体的には、『当社だけでなく各業界トップクラスの事業会社もメンターとして参加』します!!!

ベンチャーキャピタルは外部の投資家(≒LP)からも資金をお預かりし、ファンドを運営しているのですが、今回のBatch Programで出資させていただくファンドのLPには多くの事業会社の方々がいます
そんな各業界トップクラスの知見を有する方々がメンターとして直接アドバイスを行います。

<メンター参加いただく企業様>
京浜急行電鉄株式会社、住友生命保険相互会社、セイノーホールディングス株式会社、ダイキン工業株式会社、前田建設工業株式会社、株式会社丸井グループ、株式会社モノフル
※合計7社(五十音順)

※当社プレスリリースより

例えば、ゲームやSNSといったインターネット完結型の事業を提供するスタートアップがほとんどだったところから、オフラインやリアルな産業を絡めた事業を提供するスタートアップや事業機会が増えてきているという話があり、世界に目を向けてもUberAirbnbLimeKaterraといった企業が大きな評価を得ています。

このような事業領域の特性として、”バリューチェーンの理解や産業構造の理解、業界固有の課題発見”というような、業界理解が非常に重要であることが挙げられるのではないかと考えています。

我々もベンチャーキャピタル業を営む上で日々勉強はしていますが、実際にこのような産業で業務に従事した経験があるわけではありません。

そこで今回は、こういった各産業のプロ中のプロである方々にメンターに入っていただき、Batch Programに参加する方々のアイデアを一緒にブラッシュアップします!

また、各社様が協業やオープン・イノベーションにも積極的なので、将来的に各社のアセットを活用することで、参加する方々の事業成長を加速するような取り組みも検討できます

その魅力を最大限感じ取ってもらい、参加する方々にとってできるだけ有意義な機会にして欲しいので、今回の募集テーマは『物流、ヘルスケア、リテールテック、フィンテック、建設、MaaS(Mobility as a Service)』に限定しています。

ですが、例えば「元々は別領域で技術活用を考えていたが、物流にも使えるのでは?」「建設のこのようなアセットを活用して事業を加速させたい」というようなアイデアもあると思いますので、まずは皆さまに”一歩踏み出して挑戦”していただけることをとても楽しみに、お待ちしています!!!


各メンバーからのコメント

第2回Batch Programの説明は以上ですが、最後に、プログラムに関わる当社メンバーより第2回にかける想いをお伝えします!

【榊原】
できるできないでなく、やるかやらないかという考え方とそれに基づいた人々の行動の積み重ねが今の世界を創っていると思っています。

その人々のことを私たちは「The First Movers」と総称し、今回のプログラムの名前にもしています。

特に、今の豊かな日本のベースを創ってきた弊社6号ファンドの投資家である大企業の皆様もその人々に含まれると思っており、参加頂く皆様とその大企業様がコラボレーションすることにより、世界を変えるスピードが加速すると確信しております。

今回の第2回では、そのコラボレーションを加速する上で、第1回では実施しえなかった、出資企業メンター陣が、各テーマに該当する起業家と事業のディスカッションも実施させて頂きます。

今回ご参加頂く皆様+大企業+サムライインキュベート=「The First Movers」として世界を変えるスピードを徹底加速させましょう!お会いできることを楽しみにしています!


【長野】
6号ファンドが2019年1月から本格的に稼働致しました。本ファンドで目指している事は、スタートアップと大企業の掛け算で大きな産業インパクトをもたらす事です。

今回のThe First Moversは産業への新たな価値創造にゼロから本気で取り組むためのプログラムになっており、6号ファンドの出資者様である、日本を代表する大企業の方々よりメンターとしても本プログラムとゼロからの事業創造に直接関わって頂きます。

このプログラムから今までになく、産業の生産性を圧倒的に高めたり、産業を再定義する起業家やスタートアップの方々と一緒に汗をかき、伴走させて頂ける事を非常に楽しみにしております!


【坪田】
今回は募集している事業テーマを絞っているため、ご参加できる対象企業の方は第1回よりも減ってしまうことになります。しかしその分、”テーマを絞るからこそできる提供価値”を際立たせて、参加する方々にとって1つでも多く収穫のあるプログラムにしたいと思っています!

前述の通り、今回は”インターネットの外側”の世界も巻き込んだ、社会インパクトのより大きなチャレンジをLPである事業会社の皆様と作り上げるプログラムであり、いわゆる正攻法だったり定石が確立されていないチャレンジングな取り組みだと考えています。

そんな不確実性の高い0→1の挑戦だからこそ、0→1の支援に特化して伴走し続けた弊社のノウハウやリソースは惜しみなく提供し、皆さまの一歩踏み出したチャレンジのさらに先の、目指している世界の実現に少しでも近づけるお手伝いをさせていただければと思います。

「これも募集テーマに該当するのかな?」と悩まれる方がいましたら、ぜひ応募いただければ幸いですし、事業会社さんとの協業含め「このような形だったらより事業が加速するかもしれない」と一緒に考えるのも我々の仕事だと思っています。

最後になりますが、第1回の運営にも携わってみて、思ったことがあります。

新たな挑戦に目を本気で輝かせている皆さまの起業する瞬間に立ち会えること、そんな皆さまが横の繋がりを作り、起業同期のようなコミュニティーが出来ている瞬間に立ち会えることから、僕はこのプログラムが大好きです。

本気な皆さまのお相手をするので、もちろんかなり緊張するのですが、お役に立てるよう、こちらも本気で臨みますので、よろしくお願いします!!


【平田】
今回は前回と異なり、テーマごとの募集となります。

中でも、個人的に思い入れを持っているのは「ヘルスケア」領域です。過去のブログでも、再三「ヘルスケア、ヘルスケア」と言いまくってきました。

前回のブログでは、ヘルスケア領域の個人的な定義について触れていますが、個人的には、「医療機器×健康増進(維持)」の領域に注目しています。病気になってしまってから、健康な状態に戻すことも当然大事なのですが、個人的には病気になって治るとしても、通院や今までできていたことができなくなる期間が発生するとしたらあまり歓迎できません。(おそらくみなさんもそうですよね??)なので、常に(心身共に)健康で、やりたいことができる状態を維持できることに注力したいです!

ぜひ、そういった近しい方向性で事業を考えられている方にはご参加いただきたいです!

ヘルスケアに限らず、「僕は、私は、この課題を絶対に解決したい」と思っている方には、是非ご参加いただきたいです!
一緒に、解決したい課題の解決のために働きたいです!
ご応募お待ちしてます!


【岩田】
「The First Movers」は「起業家の卵が起業するところから伴走したい」という想いでスタートし、この度第2回を開催することとなりました。

今回はテーマを6領域に絞り、その領域のトッププレーヤーの大企業7社にメンターとして参加頂くことになり、更にパワーアップして開催いたします。

しかし、「The First Movers」の想いがなくなることはなく、変わらず起業家の卵と0から伴走し、共に突き進んでいきます!

僕自身、今まさに第1回のPhase2で3社と伴走させていただいてます。事業理解・検証のために実際の現場まで足を運び、ユーザーと会うこともあります。
第2回も、今まで以上に”Hands in”で伴走したいと思います。

今まさに起業をしようとしている方、社会や人々の課題を事業で解決したい方をお待ちしています!


募集は5/24(金)まで!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
第2回Batch Programの募集締切は5/24(金)です!皆さまのご参加を、一緒に事業創りができることを、非常にワクワクしながら待っています!

※お申し込みフォームはこちら


<サムライインキュベートへのお問合わせはお気軽に!>
・企業内新規事業立ち上げノウハウを知りたい
・オープンイノベーションの話を聞きたい
・新規事業立ち上げの社内ワークショップを開催して欲しい
・シード期における資金調達の相談をしたい
など