VOAで英語のディクテーション

Akihiko Satoda
Satzzeichen
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3 min readJul 24, 2016

VOA(Voice of America)のディクテーションアプリ(Android)を見つけたのでときどき試している。VOAは第二次世界大戦中に起源がある米国の国営放送だ。

毎日配信される世界中のタイムリーなニュース記事から適当に選んで難易度をHardにすると全単語が穴埋めになる(Easyだと一部が虫食い)。日本語キーボードだと上手く動かないが、始める前に英字キーボードに切り替えればよいだけだ。機能的にはよくできていてとりかかりやすい。

  • タイピング中に自動で読み上げを停止し、タイピングが終わったら読み上げを再開してくれる。
  • 聞き取れないところは5秒単位で戻って何度も聞き直すことが簡単にできる。
  • 成績を記録してチャートを作成してくれる。

自分の場合は、前置詞のような1音節単語が圧倒的に聞き取れていないことがよくわかる。文を読み直せばおかしいことがわかる箇所もありそうだ。あとどこが大文字になるのかがつかめないことが多い。

しばらく使っていて、いただけないポイントもないわけではない。

  • マイナーな地名からYouTubeユーザー名にいたるまで、全文が機械的にブランクになる。ディクテーション学習者があらゆる固有名詞を聞き取れる必要はないと思う。
  • 小見出しも含めて、発話されていない文がブランクになる。ひどいときは明らかにtranscriptが間違っているか古くて、audioとの照合が行われていない。この辺りは配信時のチェックが甘いというかもはや諦めている感じだ。
  • 逆に数字はなぜかブランクではなく最初から全て埋まっている。リスニング上は重要だと思われるが・・・。

といっても全体的には気に入っている。練習用の退屈な文ではなく、一つのニュースで視点も多面的なので内容に気を払うことができて飽きない。ニュースの地域によって最も適した発音のスピーカーになったり、intervieweeの訛りが入ったりするのも練習になる。

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