グッときたカンボジアの起業家

Kenji Nakamura
SD-LAB
Published in
4 min readMay 29, 2016

カンボジアのお金持ちって、正直ひどい人が多いと思ってましたが・・・

先日、素敵な人と出会いました。

プノンペンにある有名なレストランMalis。
最近シェムリアップにも支店を出した名店です。

ここのオーナーシェフのLuu Mengさん。

聞くところによると、ここだけでなく、
いくつものレストランやホテルを経営しています。

彼からいろんな話をうかがったのですが、
感動したことがいくつかありました。



まず1つ目が自分のスタッフへの態度。

スタッフと接する時に、
とても礼儀正しくフレンドリーに対応
するんですね。

料理が運ばれてくるたびに
「ありがとう」ときちんと言ったり、
ニコッと微笑んだり。

僕の勝手な印象ですが、
カンボジアでは、
ここまで成功したオーナーになると、
スタッフや他の人に対する態度が
横柄になることが多いんです。

でも、彼からはそんな雰囲気は
まったく感じませんでした。


2つ目が、彼がビジネスで大事に
していること。

大成功していて幸せそうな彼に、
その秘訣を聞いてみました。

帰ったきた答えは、日本の
すごい経営者と同じでした。

「人だよ。ビジネスを動かすのは人。
だから人を大事にすることが一番さ。」

この答えは僕がこれまでもっていた
カンボジア人のお金持ちへの印象を
大きく変えてくれました。


最後に3つ目。

いろんな話をする中でわかったのですが、
彼は内戦中、難民キャンプにいたらしい。

それから国に帰ってきて、
ここまでやってきた。

だから、カンボジアで今も過酷な状況に
ある人のことが気になるらしい。

僕が、ゴミ山周辺の雇用を創るために
NGOによって運営されている養鶏場の
仕事をしていることを伝えると、
すぐに、

「このランチ終わったら見に行っていいか?
シェフも連れて行くし」

と即決。

僕も負けてられないと、
養鶏場のマネージャーから
許可をもらって、訪問してもらいました。

おかげさまで、養鶏場のカンボジア地鶏は
予約がたくさん入っていて、新規のお客さんには
まだご提供できないのですが、
売れるようになったら買っていただけることに。

さらに、

「何かできることがあったら言って欲しい、
仲間と一緒に、カンボジアの現状を変えたいと
思ってるんだ。」

とのこと。


彼との出会いで新たな希望と可能性を感じました。

同時に、

こうした起業家、経営者、実業家が増えていけば
カンボジアってすごく変わると思いました。


いろいろ提案してほしいと言ってもらえたので、
ちょっと企んでみます。笑

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