日本カンボジア友好学園の卒業式に参加して改めて感じた当たり前のこと

Kenji Nakamura
SD-LAB
Published in
4 min readAug 1, 2016

別の記事で、カンボジアのプレイベン州にある日本カンボジア友好学園をご紹介させていただきました。

同校の卒業式に参加させていただきました。

ポルポトの時代を生き抜いた創始者のコンボーンさんが、多くの協力を得てこの学校を設立したのが1998年。

2016年現在、中高6学年に1400名を超える若者が教育を受けています。今日卒業する高校3年生は131名。

同校と、日本の徳島商業高校が推進する商品開発企画のサポートをさせていただいている関係で、僕も卒業式にお招きいただきました。

カンボジアで学校の卒業式に参加するのは初めて。カンボジアでは、通常、こうした日本で行われているような卒業式は行われないようです。ただ、同校ではしっかりとした式次第、設備も準備されていて、全校生徒が集まっていました。

日本の厳格な式とは違い、まあまあゆるい雰囲気で、途中もたくさんの笑いがあふれるとても素敵な式でした。

同校を卒業した優秀な若者たち、同校を支えるNGOの人たちも参加していました。そんな中、卒業を迎える高校3年生たちの誇りに満ちた顔がとても印象的でした。

先述の徳島商業高校の生徒たちと、友好学園の生徒たちの交流のシーンもとても微笑ましくて、見ていて涙が出そうになりました。

当たり前すぎることかもしれませんが、今日はこの式典で感じた2つのことを超シンプルにシェアさせてもらいます。

  1. やっぱり教育はすべての基本。学校建設だけでなく、いかに教育の質を向上、維持していくのか。そしてそれをどうやって自立運営につなげていくのかを、より多くの強みを持ちよって考えていかないとなあ・・・
  2. 国際法や国際政治経済などを結構勉強してきたつもりです。その上であらためて思うのは、若い頃に違う国の人と本当の友達になるというのは、世界の平和には不可欠。
  3. 教育の仕組みと同時に大切なのは、どうやって人間の学ぶ力、考える力を伸ばしていくのか。その1つの答えがラーニングファシリテーションなんだとあらためて思った。

最後に、卒業式において在校生から卒業生への歌と踊りのプレゼントのシーンをご紹介しておきます。

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