コピービジネス?Rocket Internetとは

おおつきゆい
SEA Start-up
Published in
2 min readJun 1, 2015

ロケット インターネットは、2007年設立ドイツ拠点のインキュベーターである。

アメリカ(シリコンバレー)の最新ビジネスモデルをそっくりそのまま新興市場(主にヨーロッパと東南アジア)に持ち込み、利益をあげている。

ロケット インターネットは、マルク、オリバー、アレクサンダーというケルン出身のザンバー3兄弟が始めた。ロケットの最高経営責任者(CEO)はオリバーが務めている。事業の領域は、eコマース、ファイナンシャルテクノロジー(FinTech)、マーケットプレイスの3つに絞り、事業を立ち上げている。

彼らのビジネスモデルは、模倣しているだけだという批判的な見方の一方、法的に大丈夫なので問題ないという見方もある。議論が分かれるところではあるが、高額売却を繰り返しているのが事実である。

勢いのある彼らの東南アジアのスタートアップを見ていこう。

foodpanda

オンライン食品デリバリーサービス。

ウェブサイトやモバイルアプリを通じて、自宅やオフィスにレストランやファストフードの出前を頼める。

2012年3月にシンガポールで始まり、現在は全40カ国、アジア14カ国までに広がっている。今年2月にも競合スタートアップ6社を買収した

Zalora

ファッションのeコマース。

Lazada

Amazonのクローン、eコマース。

2013年3月にサービスを開始させ、いまやAmazonに引けを取らない浸透率である。

次々と新サービスを広げているロケット インターネット。

今後も動向を見ていきたい。

参考

Rocket Internet’s earnings: small numbers but strong growth in Asia

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おおつきゆい
SEA Start-up

早稲田大学文化構想学部二年生 8月からシンガポールへ留学 トビタテ留学JAPAN二期生