東南アジアのネットゲーム事情

おおつきゆい
SEA Start-up
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3 min readJun 8, 2015

東南アジアのインターネット普及率は伸びている。(過去記事参照:東南アジアのインターネット事情

過去記事でも話したように、東南アジアの人々は日本人よりもずっとインターネット使用時間が長い。(日本人が圧倒的少ない)

そこで、インターネットゲームの流行について興味を持ったので調べてみた。

東南アジアでPCゲームの売上は伸びている

東南アジアのトータルのPCオンラインゲーム市場は、毎年伸びているが、モバイルアプリに比べてスローペースである。

PCゲーマーの数も増えている

PCオンラインゲームは、いまだに東南アジアの特に15–25歳のゲーマーの生活の大半を占めている。今は、ゲームの興味への高いコミットを保つ重要な時期である。

PCゲームのトレンドが変化している

各ゲームの同時使用者は、FPS(シューティング)ゲームは10万人、MOVA(チーム制)ゲームは7万人、スポーツゲームは4万人いる。

アクティブユーザーは、同時使用者の中の3,4人に1人である。

チーム制のゲームは、eスポーツの成長に影響している。

モバイルゲームは急激に伸びている

スマホユーザーの増加の元、モバイルゲームユーザー数も伸びている。東南アジアでは2014年1-4月で4150万ものスマホからUS$10.8Bも売り上げている。

東南アジア各国のスマホシェア

毎月の利益は各国で伸びている

東南アジア6カ国のモバイルゲーム市場規模はGoogle PlayとApp Storeからの売上額で換算するとUS$30M以上になる。上のグラフはクレジットカード経由の売上のみだが、東南アジアでは全ユーザーの10%以下しかクレジットカードを所有していない。

モバイルゲーム市場の今後の拡大は確実である

これから市場規模は少なくとも3–5倍になるだろう。クレジットカードを使っている人はかなり少ない。課金インフラも整えば、今後もっともっと拡大していくだろう。

参考

http://www.slideshare.net/sagacious/mobile-online-gaming-potential-in-south-east-asia?related=1

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おおつきゆい
SEA Start-up

早稲田大学文化構想学部二年生 8月からシンガポールへ留学 トビタテ留学JAPAN二期生