東南アジアのネットゲーム事情
東南アジアのインターネット普及率は伸びている。(過去記事参照:東南アジアのインターネット事情)
過去記事でも話したように、東南アジアの人々は日本人よりもずっとインターネット使用時間が長い。(日本人が圧倒的少ない)
そこで、インターネットゲームの流行について興味を持ったので調べてみた。
東南アジアでPCゲームの売上は伸びている
東南アジアのトータルのPCオンラインゲーム市場は、毎年伸びているが、モバイルアプリに比べてスローペースである。
PCゲーマーの数も増えている
PCオンラインゲームは、いまだに東南アジアの特に15–25歳のゲーマーの生活の大半を占めている。今は、ゲームの興味への高いコミットを保つ重要な時期である。
PCゲームのトレンドが変化している
各ゲームの同時使用者は、FPS(シューティング)ゲームは10万人、MOVA(チーム制)ゲームは7万人、スポーツゲームは4万人いる。
アクティブユーザーは、同時使用者の中の3,4人に1人である。
チーム制のゲームは、eスポーツの成長に影響している。
モバイルゲームは急激に伸びている
スマホユーザーの増加の元、モバイルゲームユーザー数も伸びている。東南アジアでは2014年1-4月で4150万ものスマホからUS$10.8Bも売り上げている。
東南アジア各国のスマホシェア
毎月の利益は各国で伸びている
東南アジア6カ国のモバイルゲーム市場規模はGoogle PlayとApp Storeからの売上額で換算するとUS$30M以上になる。上のグラフはクレジットカード経由の売上のみだが、東南アジアでは全ユーザーの10%以下しかクレジットカードを所有していない。
モバイルゲーム市場の今後の拡大は確実である
これから市場規模は少なくとも3–5倍になるだろう。クレジットカードを使っている人はかなり少ない。課金インフラも整えば、今後もっともっと拡大していくだろう。
参考
http://www.slideshare.net/sagacious/mobile-online-gaming-potential-in-south-east-asia?related=1