マイメディアを考える準備を行う— 『sentenceゼミ』第4回開催

ヨシダユウキ
sentence
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3 min readJul 4, 2017

『sentenceゼミ』4回目の講義が6月8日に開催されました。

構成の作成方法、校閲や編集をワークを通じて実践した前回。今回の講義では、発信したいテーマの決め方など、マイメディアを作る際の準備を行っていきます。

ライターとしての自分の状態を客観視し、どう成長していくのか考える

まずは宿題の振り返りから。

前回出た宿題の1つがライターとしてのパラメータシートを作ること。筆力、取材力、発信力、専門性、ビジネススキル、体力の6要素を5点満点で点数付けしました。

各自、記入したシートをもとに感想をシェアしていきます。

パラメータシートを記入し、自分の状態を視覚化すると、現在の姿を客観的に把握できます。自分の状態を把握した上で、今後どう成長していくのか考えてみると、注力して伸ばすべきスキルや、ライターとして打ち出していく方向性が見えてきそうな印象を受けました。

また、ライターの力を6つの要素に分解することで、ライターとしての自分を総合的に把握していくことも大切です。

既存のメディア作りを参考に、マイメディアを考える準備を行う

メディアを作るにあたっては、おおまかに「テーマを決める」「コンセプトを決める」「メディアにする」といった過程を経る必要があります。

今回の講座では、メディア作る際、最初の工程にあたる「テーマを決める」ための準備を紹介。sentenceオーガナイザーを務めるモリ自身がこれまでに関わってきたメディア作りの話を参考に、どうやって発信したいテーマを決めればいいのか説明していきました。

テーマを決める際に重要となる要素が次の4つ。

1.必然性を根っ子にする(自分のこと)

2.社会的意義を加える(社会的意義を加える)

3.やりたいことに出会う(ときめき)

4.なかったという価値を創る(オリジナル)

これら4つの要素を満たすものが何かを考えていくことで、発信するテーマが定まっていきます。

またテーマを決める際に大切なことが、自分の伝えたいメッセージを、いかに人に伝わるかたちに落とし込むのかということ。これは自分が発信したいテーマと、社会との接点を意識することでもあります。

自分のやりたいことが、社会のニーズと一致していなかったら仕事にならないように、自らの発信したいテーマに関する記事を必要とする読者がいなければ、個人の日記になってしまいます。

今回の講義では、発信したいテーマの決め方など、マイメディアを考える上での準備を行っていきました。全8回のうちの4回目が終了し、いよいよ後半戦に突入するsentenceゼミ。次回は、フォーマットに従ってネタ選定から企画&提案を行い、実践を通じたメディア作りについて学んでいきます。

「sentence」では、スクールの内容を共有する以外にも、オンラインコミュニティでの交流や会員向けイベントの開催を行っています。

ご興味ある方はぜひ入会をご検討ください。下記のリンクより受け付けています。

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ヨシダユウキ
sentence

鹿児島県生まれ 24歳 ライター。 阿蘇好き