具体的なライティングTipsからブログを書くための土台づくりまでーー第2回『文章談話』

inquireが運営するライティングコミュニティ「sentence」では、毎月第2・4金曜日の夜に『文章談話』というイベントを開催しています。

『文章談話』では、ライティングに関心のある方、現在ライターや編集者として仕事をされている人たちで集まり、コーヒーやお茶を片手に最近気になっていることを話したり、情報共有を行なっています。

1月27日の会に集まっていただいたのは、ライターや編集者の方はもちろん、企業のPR担当の方、イベントを主催されていらっしゃる方など「書くこと」だけでなく、その周辺に携わる幅広い方々にが集まっていただきました。

今回の『文章談話』では、参加者それぞれから文章を書く上で気になっていることや抱えている課題や疑問を書き出してもらい、そこで上がったトピックを元に主催のモリと西山が中心となってディスカッションを行ないきました。

本記事では、その場で上がったトピックをもとに、sentenceを主催するモリと西山が語った内容をご紹介します。

Topic1 :エモーショナルなタイトルはどうつける?

Q:文章それ自体も大事ですが、それが凝縮された看板であるタイトル付けに苦手意識を感じています。ちょっとウィットだったり、エモーショナルで引き込めるようなものを書くためには、皆さんどうされていますか?

モリ:タイトル付けをロジカルにひも解いていくと、ある程度ルールが決まってくると思います。まずはキーワード。各SNSで引っかかりやすいものや、 SmartNewsやGunosyなどに掲載されやすいもの、検索流入を狙えるものなど、必要な要素を整理し、どの要素を埋めなければいけないかを考えていくと、ある程度パターン化されていくと思います。

そのあとで、口に出したときのリズムや、スムーズに読める、見た目の並びがよいといった感覚値でもう一度整理し、これかなというものに落としていくのかなと。もちろん、時間をかけようと思えばいくらでもかけられるので、かけられる時間とやれることを天秤にかけ、最適なプロセスでタイトルをつけていくとよいかなと思います。

僕の場合はメディアの運営側に入る機会もあるので、その視点で言うと、記事ごとでタイトルの方向性を試し、当たる方向を見つけていくと考え方もできますね。先ほどのキーワードの話に近いところで、メディア的にどういうプラットフォームでの拡散を狙うかは異なると思います。そこで入れるべきキーワードやタイトルのトーンに合わせ、どの要素を優先的に取り込んでいくかは整理していますね。

西山:あとは、誰を引きつけるかという視点を持つことですね。書いているテーマについて明確に問題意識を持つ人を想像し、その人が「おぉ、これだ!!!」となるようなタイトル付けをすることかなと思います。1万人にそこそこ刺さるのを狙うのではなく、数十人〜数人に本当に深く刺さることを狙うこと。刺さり方が深ければ深いほど、その人がシェアする熱量が違います。数人でも数十人でも熱量を持ってシェアすれば、そのシェアはきっと熱を帯びているはずです。

Topic2:イベントレポートを書くときに持つ『視点』とは

Q:ブログで読書会や朝活のイベントレポートを書いているのですが、回を重ねると毎回似たような記事になり、どういった観点でまとめればいいのかを最近迷っています。みなさんはどのようにイベントレポートの記事を書いていますか?

西山:仕事かブログかによって多少の違いはあるものの、芯になる部分はおそらく一緒で、そのメディアやブログの趣旨、記事の目的を整理して、それに沿うようにイベント全体の中から必要な要素をピックアップしまとめるべきだと思います。

たとえば、自分が面白いと思った発言内容をまとめていく。全部を書いても面白くないので、要素を抜き出し読者が面白いと思うポイントを作って、最終的に1本の筋立てにしてあげるのは一般的な作り方ですよね。

モリ:もし今書いている記事の内容が似ていると思うのであれば、そもそも似たイベントに行っている可能性もあるかもしれません。それは読書会というフォーマットの問題ではなく、集まる人だったり、どういう本をテーマにしたかによっても違うはずですよね。違いがあまり可視化されていない、ないしは体験できていないので差別化できないという考え方は1つあると思います。イベントを厳選して行くというのも1つの手ですし、参加した段階で、イベントごとにその違いを発見する視点を心がけるのも1つの手ですね。

西山:参加しているだけでは違いが出ないというのであれば、もっと人に寄り添った記事にすると違いが出やすくなると思います。人が違えば考えも違うので、その主催者や参加者の思いなどもしっかりと加味して書いていくと自然と差別化されると思います。

僕はある案件で150人くらいの内定者にインタビューをしているのですが、同じ業種の内定者だったりすると、表面的な就活のフローを聞いても、だいたい皆同じような話になってしまうんです。ただ大学生とはいっても、22年生きていく中で価値観はそれぞれ違うので、深掘りしていくと一人ひとり語る内容は異なってユニークなエピソードが必ず出てきます。だから人をベースにひもといていくと、きっとユニークな切り口が生まれると思いますよ。


今回の『文章談話』では、具体的なライティングについての話題を中心に広がっていきました。

他にも、「ライティングのスキルを上げるためには」「ライターはじめるために必要なこと」「書くスピードを上げるには」「ブログで何を書く?」「書くことに詰まったらどうする?」など、さまざまなトピックについてディスカッションが重ねられました。

次回の開催は2月10日。文章を書くことやその周辺で抱えている悩みや気になっていることがある方は、ぜひ下記リンクからチェックしてみてください。

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