WebRTC SFU Sora SDK の今後

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shiguredo
Published in
3 min readNov 14, 2017

本日 iOS SDK 2.0 をリリースしました。詳細については SUZUKI Tetsuya のリリースノートをご覧ください。

これで、時雨堂として実現したかった機能を一通り実装した SDK が出揃いました。

JavaScript | iOS | Android SDK の今後

新たな機能追加を行う予定はありません。それよりは安定性や libwebrtc のアップデートが中心になります。とくにライブラリや言語のアップデートの追従を重視します。

もちろん Sora の機能追加に対しては追従していきますのでご安心下さい。

React Native SDK 提供の検討

React Native 向けの SDK の提供を検討しています。 React Native で気軽に Sora と接続できるようにしたいと考えています。ただ SDK 化が難しい場合はライブラリでの提供になるかもしれません。

すでに React Native の WebRTC ライブラリは OSS で公開されているのですが、 libwebrtc のアップデートができていませんし、必要な機能が実装されていません。また、ドキュメントも充実しているとは言いにくい状況です。

であれば弊社にて Sora と密結合した React Native の SDK またはライブラリを提供していくのが良いのではないかと考えています。

また、弊社のお客様には React Native を利用しているお客様が数社いらっしゃることから、時雨堂で React Native 向けの WebRTC ライブラリを開発、メンテナンスをしていくことを検討しています。

実際 React Native は WebRTC を利用したアプリとの相性は良いと考えています。ちなみに Discord は React Native を利用しています。

SDK の有償サポートについて

いままでは SDK の有償サポートは提供できていませんでしたが、来年 4 月から開始していきたいと考えています。費用はかなり抑えて年間 120 万円で提供して行く予定です。

対応 SDK は JavaScript / iOS / Android / React Native になる予定です。

SDK やサンプル集のお手伝い募集

WebRTC SFU Sora の SDK は社外の人に副業的に手伝っていただきました。本当に感謝しています。@akisutesama 、@lyokato ありがとうございます。

今後も SDK に関しては積極的に社外の人に手伝ってもらっていこうと考えています。

React Native SDK やそれ以外の SDK 開発やメンテナンス、サポートを副業として手伝って頂ける人を募集しております。気軽にご連絡ください。

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