OpenSora プロジェクト

個人開発者向け WebRTC SFU Sora as a Service

V
shiguredo
2 min readJun 18, 2018

--

時雨堂では WebRTC SFU Sora というパッケージ製品を販売している。これは主に法人向けの製品で、個人が気軽に使える製品ではない。

WebRTC SFU という仕組みを個人開発者に簡単に触ってもらいたいという思いはあり、 Anzu というサービスはあるのだが立ち位置が難しく悩ましい。

そこでより個人開発者に向けて気軽に Sora を使ってもらい、もっと WebRTC のリアルタイムな音声と映像の配信技術を体験してもらいたいと考え OpenSora というプロジェクトを考えている。

このプロジェクトは Sora を気軽に個人開発者が利用できるようにする仕組みだ。Sora の片方向配信や双方向配信やウェブフック機能といった機能を無料で利用できるようにする。

さらに Sora 向けに提供している JavaScript や iOS や Android といった SDK をそのまま利用可能にする。

つまり個人開発者が気軽に WebRTC SFU Sora を利用した何かを開発できるようにしたいと考えている。

個人開発者で非営利目的のみ利用可能とする。企業での利用や営利目的での利用で使いたかったらパッケージ版を買ってほしい。

詳細については Gist に OpenSora プロジェクト としてまとめていっているので、ぜひ見て意見をもらえると嬉しい。

WebRTC SFU には転送量の問題が常に付きまとうがまずは制限ありきで進めていく。

このサービス自体で利益を出す予定はないので、永久に無料の予定だ。サポートはスタック・オーバーフローを利用して行う予定だ。

まずは早い段階で動くところまで持っていって、いろいろな人に試してもらえればと考えている。まず手始めのゴールとしては Anzu を OpenSora へと切り替えていく予定だ。

--

--