LabStack LLC の GitHub スポンサーになりました
LabStack LLC は Go のウェブフレームワークである echo を開発している企業です。
時雨堂では自社サービスのバックエンドには Go のウェブフレームワークである Gin を採用してきました。ただ Gin 自体が思った以上に活発にメンテナンスされていないことや、依存性が多いことが気になっていました。
もともと echo 自体は知っていて、昔試したことはあるのですが Gin の方が多機能で欲しい機能が一通りありそうということで Gin を採用していました。
ただ、 Go でのバックエンドの開発にも慣れてきたことから、よりシンプルなフレームワークの切り替えを検討しており、新規サービスを作っている中でせっかくなので Gin から echo に切り替えてみることにしました。
実際切り替え自体は 1–2 時間程度でおわりました。はまりどころは特になく、むしろコード自体がへりました。Gin で気になってた空 return ではなく error を返すモデルは Go っぽくて気に入っています。
仕組み自体もシンプルで echo.Context が少し特殊なくらいですが、ここはカスタマイズをする前提で考えると気にしなくてよさそうという判断にいたりました。
実際社員にも切り替えたコードをレビューしてもらいましたが、特に違和感はなかったようで、今後時雨堂では echo を利用していくという方針にしました。
echo を開発している LabStack が GitHub スポンサーを募集していたので、せっかくだしということで $250 (一番高いプラン) でのスポンサーになってみました。Logo or name on project website と書いてあったので、そのうち時雨堂のロゴが echo プロジェクトのウェブサイトに乗ると思います。

時雨堂は多くの OSS を利用して自社製品を開発しています。少しでも利用している OSS に還元しようと考えており、多くの OSS スポンサーになっています。
今後も自分たちが利用している OSS のスポンサーが継続できるよう、OSS を活用した良い製品を作り続けて、利益を上げ、OSS へ還元できればと思っています。