MQTT シリーズ提供終了のお知らせ

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shiguredo
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3 min readJan 6, 2017

時雨堂では MQTT 関連のプロダクトを提供しておりましたが、6/30 をもって提供を終了させて頂きます。

MQTT as a Service sango

MQTT をなるべく身近に感じて欲しいという思いからリリースしたサービスですが、2017 年の時点で MQTT は IoT ではよく使われるプロトコルの一つと感じられるようになりました。特に AWS のサービスで採用されたのは大きいと考えております。

また sango をリリースした当初は MQTT Broker を気軽に立てるといった情報もありませんでしたが、今は MQTT で検索すればいくらでも情報が出てきます。

sango の使命は十分果たせたかと考えており、 2017/6/30 でサービスを終了させて頂きます。

MQTT Broker Akane

IoT は Push がもっとも重要になるであろうと考えていたところ、ツキノワの CTO 若山 から教えて頂いた MQTT というプロトコルでしたが、実装してみるとなかなかサーバ側はしんどいプロトコルでした。

実際にキッチリ実装している製品はほとんどなく、MQTT の仕組みをしっかりと理解している人もあまり多くない状況でした。

ただ、最近は MQTT という単語もIoT に触れている人であれば知っている人も多くなってきていると感じています。

MQTT Broker もいくつかでてきており、OSS では VerneMQ という素晴らしい MQTT Broker もでてきています。 VerneMQ は多くの機能を持ちながらも、安定性を確保できる事もあり、今後も OSS MQTT Broker のデファクトとして利用されていくでしょう。

そんな中、多くの MQTT に対応したサービスが増えているところで、Akane は役目を十分終えたと考えております。

既存のお客様に対してはサポートを継続していきますのでご安心いただければと思います。

Akane は 2017/6/30 をもって販売を終了させて頂きます。

MQTT Gateway Fuji

MQTT Broker を販売する中で、一番ボトルネックになったのは既存のセンサーから MQTT へとデータを送ったり、プッシュの仕組みを提供する Gateway の部分でした。

この部分が確立していない中 MQTT Broker を販売しようとしてもかなり難しいと感じ、OSS にて MQTT Gateway Fuji を提供することにしました。

シリアルから気軽に MQTT Broker へデータを送ることができるGateway はいくつかの実証実験を行う際もとても役に立ちました。また OSS であることから、いろいろな方に使って頂けたようです。

Apache License 2.0 で提供している事から、 Fuji については時雨堂として開発を終了するだけで、ソースをクローズにしたりはする予定はありません。

Fuji は 2017/1/6 をもって開発を終了させて頂きます。

MQTT について

MQTT はサーバからプッシュ通知を送るのにとても優れた仕組みです。また通信が切断したときのこともよく考えられています。

今後も IoT の中では利用されるプロトコルの一つとしてがんばっていって欲しいと思っています。

今後

時雨堂は WebRTC SFU Sora を利用したサーバ経由のリアルタイムな双方向音声映像配信技術にリソースを注力して参ります。

IoT の分野にもリアルタイムな双方向映像技術が必要になることもあるとおもいます、MQTT に関わることで学んだ IoT の知識を生かして行ければと思います。

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