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Sora as a Service Tobi 公開

時雨堂が開発/販売している WebRTC SFU Sora の SaaS 版である Tobi をアーリーアクセスとして公開しました。

まとめ

落ちることなくつながり続ける WebRTC SFU Sora を、そのまま SaaS として低価格で利用できるのが Tobi です。

なぜ今 SaaS を提供するのか

Sora は自社で運用することを前提としたパッケージ製品です。自分たちで運用しなくても Sora を使えるようにしたかったというのが理由の一つです。

もう一つは、世の中にある「時間」や「転送量」で課金される WebRTC SFU サービスでは実現が難しいサービスを生み出すきっかけを作りたかったからです。

世の中にある WebRTC SFU を利用した CPaaS と呼ばれるものはすべてが「時間」か「転送量」による課金です。つまり使えば使うほど高くなるというモデルです。

これでは WebRTC のリアルタイム性を生かした「常時接続」や「高画質」なサービスを提供するのが難しくなってしまいます。

そこで、従来からある WebRTC SFU サービスとは異なる、「同時接続数」と「帯域」による料金体系にしました。常時接続や高画質をウリにしたサービスが実現しやすいことを意識しました。

特長

自社で一から開発しているパッケージ製品の SaaS

WebRTC SFU Sora は時雨堂が一から開発しています。自社で開発しているので当然 Sora の仕様は隅から隅まで知り尽くしており、7 年以上にわたり継続して改良を積み重ねてきた製品です。

その Sora を SaaS として、構築や運用をすることなく利用できるのが Tobi の最大の特長です。

圧倒的な実績がある WebRTC SFU Sora

Sora は多くの企業で採用して頂いています。かなり大規模なサービスでの利用もあれば小規模での利用もあり、多岐にわたる用途で使って頂いています。

その Sora をそのまま SaaS として利用できることが一番の強みです。今まで積み重ねてきた開発の経験やサポートで得た知見を凝縮し、より使いやすく、耐障害性を持たせた状態で提供するのが Tobi です。

もちろん Sora 自体はパッケージ製品として、今後も開発、提供し続けていきます。

WebRTC SFU Sora を「そのまま」提供する

Tobi は、お客様に提供している Sora と全く同じパッケージを SaaS として提供しています。Tobi 向けのカスタマイズは一切していません。

そのため、Tobi をしばらく利用した後に自社で運用したくなったときは気軽に Sora に切り替えられます。サービスの都合上、一部の機能は提供できませんが、できる限り Sora をそのまま使えるようにしました。

Sora をそのまま提供する、これが Tobi で一番重視したことです。下手にオリジナルな機能を提供したりはしていません。認証もかなりシンプルに落とし込んでいます。

同時接続数と帯域での課金

繰り返しになりますが、Tobi では「同時接続数」と「帯域」でしか課金しません。つまり 24 時間 30 日使い続けても「同時接続数」と「帯域」が固定であれば、「料金が上がり続ける」ことを心配する必要はありません。

耐障害性

Sora にはクラスター機能が搭載されていますが、Tobi ではこれをフルに活用して 3 台でクラスターを組んで提供しています。今後は 5 台、6 台と契約が増えれば増やして行こうと考えています。台数が増えれば増えるほど安定していくのもクラスターの強みです。

ネットワーク切断時の障害からの自動復旧にも対応しています。実際アーリーアクセス提供前にサーバーを突然落とすなどの障害試験をやりましたが、正常にクラスターが復活しています。

Momo や Sora Unity SDK や Sora C++ SDK の存在

Sora ではブラウザレスな WebRTC クライアントが充実しています。すべてオープンソースとして提供していますし、こちらも継続的にメンテナンスをしています。

オールインワンアプリとしての WebRTC Native Client Momo 、Unity アプリでカメラやマイクを利用できるようにする Sora Unity SDK 、そして Windows / macOS / Linux / iOS / Android というマルチプラットフォームに対応しつつすべての環境でのハードウェアアクセラレーターにも対応している Sora C++ SDK があります。

これらを利用すれば、簡単に 4K での配信をしたり、自分たちのやりたいサービスに合わせてとことん作り込んだりといったこともできます。

Sora の運用を気にすることなく、その分クライアントの開発に集中できるのは利用者にとって大きなメリットだと考えています。

低コスト

Tobi を低価格で提供できるように、サービスの耐障害性は重視しつつもサービス提供にかかるコストは可能な限り削減しています。また、少ない人数で運用できるような設計にもしています。

サービスの運用費を低く抑えることで、サービス自体の低価格を実現しています。誰でも「安くていいサービス」が良いはずです。

マルチクラウド

耐障害性を意識して、サービスをマルチクラウド化しています。詳細は時雨堂 SaaS を支える技術をご確認ください。

リアルタイムな配信サービスは、落ちないこと、繋がることがすべてといっても過言ではありません。

コミュニティサポート

時雨堂コミュニティを Discord で提供しています。https://discord.gg/shiguredo

時雨堂ではコミュニティをとても大事しています。質問や相談を放置することはありません。また、コミュニテイ参加者を営業先とせず、匿名性を重視しています。

Tobi は価格を抑えるためにコミュニティサポートという形をとっていますが、利用者が安心して使って頂けるようなサポートを提供できると確信しています。

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