WebRTC ノハナシ

2017.05.19

主に WebRTC に関する最新情報をメモがてら。今回は簡単に。

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時雨堂が一から開発した WebRTC SFU Sora を利用すれば、WebRTC でもサーバでの録画、複数人数でのビデオチャット、複数人への配信などを簡単に実現可能です。

Windows 10 Creators Update で Edge が WebRTC に対応

今まで色々書いてきたので割愛しますが、 Edge が WebRTC 対応ブラウザの仲間入りしました。Edge と WebRTC についてにまとめたのでこちらをどうぞ。

WebRTC M59 リリースノートが公開

  • 新しいエコーキャンセラー有効になりました
  • Wifi や LTE/3G での帯域推定が強化されました
  • VP9 のノイズ除去機能が有効に

個人的には VP9 が今後デフォルトになっていってもいいのでは?と思うくらい画質が良いですし、帯域も食いません。ただ CPU は少しだけ VP8 と比べると食います。H.264 (HWA) と比較すると辛い感じにはなります。

VP9 は激しい動作にも強いですし、個人的には WebRTC では VP8 がデファクトですが VP9 がデファクトになっていってもいいと考えています。Firefox でも使えるようになりましたし。Edge はまだですが。

Completing WebRTC 1.0

2017 年には WebRTC 1.0 の実装を完了させるぞ!という強い気持ちだそうです。

一番の PlanB から Unified Plan が明示的になっていますね、これは喜ばしいです。色々あったので心配してました。

またブラウザ同士の互換性が無い部分を、ブラウザベンダーがテストできる仕組みを提供するそうです。なので、ブラウザごとの差を減らしていきたいという強い気持ちが見えます。

今後ももっと WebRTC 頑張っていくし、今課題になってる部分も対応していくぞという宣言と感じました。

WebKit もちゃくちゃくと WebRTC の開発が入っていますし、今年は WebRTC が飛躍的に跳ねる一年になるのかもしれません。

Twilio が Kurento ベースの MCU 機能提供を開始

Twilio が Kurento を買収してから半年以上が経ちました。Kurento の開発が止まってしまい、kurento 死んだのでは?みたいな話もちらほら出てきていたタイミングで、Twilio が SFU ベースの機能を発表しました。

最初 MCU だと思っていたのですが、中の人から SFU ですとの回答を偶然もらいました。

最大 50 人までの映像、音声であれば 2000 人まで参加可能。さらに画質は 540kbps と 1500kbps が選べる。

そして何より費用がかなり抑えられています。かなり破壊的な価格と考えて良いでしょう。すでに iOS/Android/JavaScript の SDK もリリースされています。

Twilio は Kurento ベースの SFUを使って一気に WebRTC 業界に攻め込んできました。これは強烈ですね。

今後どうなっていくのかもとても気になります。

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