Sora Unity SDK の開発を宣言、ソースコードの公開をしてから、ついにバージョン 0.1 をリリースしました。まだベータ版的な扱いではありますが、一通りの機能を揃えております。現状と今後、利用方法をまとめておきます。
まとめ
- Sora Unity SDK は一通りの機能実装済み
- macOS 対応や Unity 自体のストリーム配信対応はやっていく
- Sora を購入しなくて Sora Lite で試せる
Sora Unity SDK の現状
ほぼほぼ一通りの機能を実装しています。
- カメラから映像を取得し Sora で送信
- カメラから映像を取得し Unity アプリに出力
- マイクから音声を取得し Sora で送信
- マイクから音声を取得し Unity アプリに出力
- Unity アプリで Sora からの音声を受信
- Unity アプリで Sora からの映像を受信
- Sora から受信した音声を Unity アプリに出力
- Sora から受信した映像を Unity アプリに出力
- マルチストリームへの対応
- ソフトウェアエンコード/デコード VP8 / VP9 への対応
- Opus への対応
- サンプル
OS は Windwos 10 で、アーキテクチャは x86_64 限定です。
注意してもらいたいのが、 Unity 公式が公開している Unity Render Streaming のような Unity 自体の音声や映像を配信する機能はまだ対応しておらず、あくまでマイクとカメラデバイスからのストリームを配信する機能のみが実装されています。
またハードウェアエンコーダやデコーダにも対応していません。
Sora Unity SDK の今後
2019 年内に macOS への対応を進めていきます。あとは Sora のシグナリング通知機能に一通り対応し、Unity 自体の音声や映像配信にも対応したタイミングで 1.0 をリリース予定です。
- macOS 対応
- Sora シグナリング通知機能
- Unity 自体の音声映像配信対応
正式版をリリースしたあとはどこまで頑張るかというのが課題になると思います。
例えば iOS や Android 対応、HoloLens 向けの x86 や ARMv8 対応。更にはハードウェアエンコーダ/デコーダ対応など。
Sora のサイマルキャストに対応するというのもあるかもしれません。
基本的にはお客様の要望ドリブンで進めていければと思っています。こんな機能を実装できないかを、ご相談いただければと思います。
Sora Unity SDK を使うには
今までは WebRTC SFU Sora を購入して頂くしかなかったのですが、非商用であれば Sora を無料で利用できる WebRTC SFU サービス Sora Lite というサービスを公開し、現在オープンベータテスト中です。
こちらは Sora 自体を時雨堂がホスティングし、API やウェブフックといった機能以外は一通り利用できるようにしているサービスです。GitHub アカウントだけあればサインアップ可能です。
内部にお試しできるサンプルも入ってますので、気軽に使ってみて下さい。
Sora の基本的な機能は利用できますので「まずは触ってみたい」という方に向いているサービスです。
現時点ではチャネル単位での同時接続数以外はほぼ制限していない状態ですので、かなり色々試してもらえるかと思います。

