小学生が筋肉細胞の培養に挑戦！

2016年7月30日（土）～31日（日）に、株式会社リバネスが運営する「バイオディスカバリー研究所」の協力の下、【小学生夏休み特別講座】『細胞培養研究に挑戦〜筋肉の細胞をつくってみよう！〜』を実施しました。

1日目の前半では、生物を知るために「自分の細胞観察」「自分の細胞からのDNA抽出」を行いました。

後半では、細胞培養の入門講義を行い、その後実際に細胞を播種し、培養を行いました。

2日目は、1日目の細胞培養実験の続きとして、培養細胞の顕微鏡観察、及び細胞の形態維持に関わるアクチンとDNAを含む核の染色とその撮影を行いました。撮影できた画像を合成すると、赤（細胞骨格）と青（核）で染色された写真が現れました。口々に「きれい！」「すごい！」という声があがりました。

培養2日目の筋肉の細胞

成果発表会では、「培地の組成を変えたらどうなるか」「別の細胞に分化させたい」など、次の研究につながる意見が多数出ました。

最後に”Shojinmeat Project”代表の羽生が、「細胞培養で肉を作る」という研究を行っており、食糧危機への対応や、火星での食肉生産に向けた研究の話をしました。

普段経験できない研究に触れることで、参加者の皆さんの視野が広がり、さらに次の面白い体験に結びつくことを願っています。

次回は12月に実施の予定です！