C92新刊での修正対応について
コミックマーケット92(C92)での新刊「純肉」について、シールによる訂正対応が入っています。
修正点は純肉培養を大規模化する特許の運用についてで、「年商10億円まで利用可」から「契約が必要」への訂正です。
Shojinmeat Projectはシチズン・サイエンスとして、ニコ動や同人誌を通じての全手順を公開しながら純肉技術を開発しています。最近は高校生も独自に自宅で実験してます。(人手不足で情報拡散などが遅れ気味ですが…)
方向性としては、ソフトウェア開発、最近ではハードウェアでも広がり始めている「オープンソース」です。「食」に関してはオープンでないとそもそも安心できないのはともかく、本格的な食糧生産にはかなりの数の分野や業界からの参画が必要で、オープンにしないとそもそも技術開発が立ち行きません。
その一方で、純肉や細胞農業の一部の技術は知的財産として保護され、産業として自立している必要があります。そうでないと、研究開発での参画や純肉工場の建設など、各業界との関係作りができないからです。

(将来の純肉工場のイメージ)
難問ですが答えが無いわけでもありません。特許を取ってもライセンス料の設定は自由で、大企業からは徴収して中小企業には無料開放、とかもできたり運用次第です。
このような特許運用を可能にする「クリエイティブ・コモンズ」や「パテントプレッジ」 https://www.google.com/patents/opnpledge/patents/ https://creativecommons.jp/licenses/ などの方法も整えられています。
ただし今のShojinmeat Projectには法律に詳しい人がおらず、純肉培養技術のオープン化を一時停止する修正になりました。
純肉は「法律」という観点でも、食品衛生・動物倫理・税制など色々なテーマにつながりそうです。この辺に詳しい方がいらっしゃったらぜひともご一報お願いします…


