Sifchain:パブリックトークンセールにおける動的価格設定モデルの利点

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Sifchain Japan
Published in
Jan 12, 2021

著:Luke Kim

【注意事項:1月22日更新】
Sifchainのトークンセール及びベータネットは2021年2月3日にローンチとなります!この変更に関しての詳細は1月22日の追加投稿である「
Sifchainトークンセールの更新情報」を必ずご確認お願い致します。なお、参加登録及びKYCの期限は変更されません。お早めにご登録ください。

私たちのパブリックトークンセールを心待ちにしているコミュニティメンバーからの質問がありました:

“トークンの流通モデルはどのように機能するのか、特にRowanのボンディングカーブとダイナミックプライシングはどのように機能するのか?個人投資家への影響は?”

トークンセールの詳細とSifchainの長期的なエコノミクスについて概説いたします。

Rowanに対する最大の需要はどこからもたらされるのでしょうか?

簡単に言えば、保有者はRowanを購入してステークやプールすることになるでしょう。それによってRowanを保有して報酬を獲得し続けることになります。

私たちはパブリックトークンセールと同時にプロダクトをローンチしますが、これはRowanに初日からユーティリティー価値が存在することを意味します。
この時点でRowanをマネタイズするには、
1)バリデーターとしての収入を得ること
2)流動性プールによる報酬を得ること
の2つの方法があります。

バリデーターとリクイディティプロバイダーは、実質的かつ迅速に需要を増加させます。継続的流動性プール(CLP)は、取引量が増加するとより高い報酬が得られるため流動性プロバイダーは、CLPにRowanを追加し、トレーダーによるSifchainの使用を奨励するインセンティブを得ています。

Rowan、ETH、ERC-20トークンをステーク・プールすると、どのように報酬が発生しますか?

パブリックセールの購入者には、自身のバリデーターにステークしたり、他のバリデーターにデリゲートしたり、プールに流動性を追加したりするためのコールトゥアクションがあります。またRowanをサポートしている人がBetaNet後すぐにSifchain上でETHまたはERC-20トークンをプールして、通常の流動性プール報酬に加えて、流動性マイニング報酬としてもRowanを受け取ることができるようにするためのコールトゥアクションも用意されています。

リファラルプログラムがクジラを惹きつける理由及びこのプログラムのメリットは何ですか?

リファラルプログラムの詳細は、既出のパブリックトークンに関するアナウンス投稿に記載されています。私たちは意図的にRowanをサポートするクジラを呼び込みます。リファラルプログラムには、Know Your Customer (KYC)が必要ですが、紹介者自身が購入は必要ありません。リファラル報酬は、あなたのネットワーク内にクジラが存在すれば、2次、3次、4次、5次の親族であっても報酬が発生します。そのため、クジラだと思う人だけでなく、クジラを知っている人やクジラを知っている人がいると思う人を紹介するメリットもあります。

このプロセスは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究で示されているように、群衆の中から潜在的な大口サポーター探すのに最も効率的な方法です。クジラは、このリファラル報酬プログラムの一環として、上位3位までが相当量のRowanを受け取ることができるのでより大きな貢献が奨励されます。

Rowan価格の急激な上昇はどのようにして皆に利益をもたらし、またなぜ価格暴落が起こらないのでしょうか?

パブリックトークンセールの間は、最初の価格発見として機会になると想定されます。価格の発見はRowanを取得するための多くの需要に影響されます。

一般的に、価格の発見はトークンの売却一巡後に起こる傾向があります。
今回のトークンセールでは、Rowan価格が10倍以上に上昇する可能性がありますが、私たちは価格が暴落することはなく高値で推移することを期待しています。バリデーターやリクイディティプール報酬としてのRowanの有用性が存在するため、人々はダンプではなくホールドし、売却ではなく購入するというインセンティブを得ます。

したがって、Rowanの価格スパイクはSifchainのコミュニティ全体 — SifDAO(分散型自律組織)にとっても非常に有益です — それはDAOのトレジャリーを増やし、多数の資産の流動性を持つことを可能にします。

長期的なエコノミーシステムを構築するという意味でパブリックセールの目標は何ですか?

SifCore(Sifchainのコアチーム)は、1000万米ドルの外部資本を流動性プールに入れることを目標にしています。そのためには、そのような流動性プールの向こう側に1,000万ドル相当のRowanが必要になります。つまり、バリデーターは2000万USDをステークすることになります。現在、Sifchainの希薄化後の時価総額は3,000万ドルです。この数字を2億ドルまで上げようとしています。このように、Rowan価格は、前回のラウンド資金調達時に投資家に提示した0.03USDを大幅に超えて上昇しなければなりません。

最近のEthereumベースの分散型取引所(DEX)では、1,000万ドルという数字を達成するのに問題はなく、複数の取引所で2,000万~5,000万ドルに達しています。私たちはSifchainを設立した2020年8月に保守的な目標を立てましたが、2021年初頭には暗号通貨市場が大きく強化されています。

トークンの売却でダイナミック価格システム及びボンディングカーブはどのように機能するのでしょうか?

Rowanの価格は、市況に基づいて動的に決定されます。
ユーザーがUSDTで取得するeRowanトークンの量であるAoを決定するための計算式は以下の通りです:

Bo = その時点でセールプールに入っているeRowan量

Bi = その時点でセールプールに入っているUSDT量

Ai = ユーザーが送信したUSDT

Ao = ユーザに送信するeRowan

例として、アリスがセール中にeRowanを購入するために1,000USDTを投じる場合では変数は以下の通りになります:

Bo = 8,750,000 eRowan

Bi = 26,250 USDT

Ai = 1,000 USDT

つまり、アリスの前に他のユーザーが購入していないと仮定して、アリスは以下の金額のeRowanを受け取ることになります:

使用した1,000ドルでこの数字で割るとeRowanあたり0.03063ドルを支払ったことになります。

アリスの購入によりプールからeRowanが削除され、同時にUSDTが追加されたことでeRowanのスポット価格が上昇しました。しかし、売却が進むにつれプールに追加でeRowanが追加され、eRowanのスポット価格を押し下げていくことに留意する必要があります。

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