[重要] 利用規約全面改訂のお知らせ

いつもSkebをご利用いただき、誠にありがとうございます。

Skebでは2023年9月1日正午より、利用規約を全面的に改訂させていただきます。
現在の利用規約は2018年11月のサービス公開当時からほとんど変わっておらず、法改正やSkebの機能拡充の度に、継ぎ足しや部分的な変更を加えてまいりました。

Skebはサービス公開当時、単一のイラストのみを取引できるサービスであったため、現在も利用規約は単一のイラストを想定していた条文となっており、各種ガイドラインとの齟齬も年々大きくなっておりました。

また、2023年だけでも、個人情報保護法、特定商取引法、消費者契約法、電気通信事業法、消費税法(インボイス制度)と、Skebに影響を与える改正法の施行が多数あり、現在の利用規約に追記することでは法令への対応が難しくなってまいりました。

さらに、生成AIの台頭や不正利用の増加に伴い、利用規約に禁止事項を具体的に記載し、対応を強化する必要性も年々増加しています。

この度、知的財産と金融分野を専門とする法律事務所の監修を受け、サービス全体の点検を実施し、仕様変更と利用規約の全面改訂をさせていただくことになりました。

新しい利用規約はこちらよりご確認いただけます。

主な変更点を記載させていただきます。

1. 取引される商品が変わります。
   現在Skebでやり取りされる商品は「作品をリクエストする権利」ですが、2023年9月1日正午より「作品」自体に変更させていただきます。
   今までSkebを知らなかったみなさんにサービスの説明をする際に、現在の説明では難解なため、実態に合わせ簡潔な取引に変更します。
   引き続き著作権の譲渡等は発生せず、作品の権利はクリエイターのみなさんのものです。利用者のみなさんの作業や利便性が変わることはありません。
2. 重大な禁止事項が利用規約に盛り込まれます。
   特定のジャンルにおいて、イラストや漫画以外の3Dモデル、スクリーンショット、生成AIが一部もしくは全部を生成したデータを納品する行為はガイドラインにて禁止されておりましたが、この度利用規約に盛り込み、厳格化することになりました。
3. 会計上手数料を支払う者がクライアントからクリエイターに変更となります。
   Skebの各種手数料は料金の総額に含まれています。
   会計上はクライアントが支払っていましたが、2023年9月1日正午より、クリエイターが支払うことになります。
   これは、2023年10月1日より開始されるインボイス制度への対応に伴う変更です。会計上の話であって、利用者のみなさんの負担額が変わることはありません。
   ただし、各リクエストの手数料はクリエイターのみなさんだけが確認できるようになります。ご了承ください。
   併せて、帳簿出力機能によって出力される帳簿データについて、現在は総額処理となっていますが、2024年1月1日より、純額処理に変更となります。本変更によってクリエイターのみなさんは売上の計算方法が変わり、税務上有利となる場合があります。詳しくは税理士にご確認ください。
4. Skebポイントの利用を終了させていただき、払戻しの上、新Skebポイントの提供を開始します。
   現在のSkebポイントは、有効期限10年の前払式支払手段(自家型)として、管轄財務局に未使用残高の供託等を行なっておりましたが、現在のSkebの取引実態では、前払式支払手段(第三者型)に該当することが判明しました。
   適法での運用のために、2023年9月1日正午にSkebポイントの利用の終了と払戻しに関する申出の受付をさせていただきます。詳しくは、2023年8月25日正午に案内をお送りさせていただきます。
   また、2023年9月1日正午より有効期限180日の新Skebポイントの提供を開始させていただきます。
   有効期限短縮により利用者のみなさんには大変ご不便をお掛けいたします。申し訳ございません。
5. 未出金売上の失効を厳格化します。
   利用規約では「運営会社は、売上が付与されてから1年が経過した場合、紐付けされていた未振込売上を失効させることができます。」とありますが、厳格な失効はしていませんでした。
   長期間クリエイターのみなさんの売上を預かることは、出資法に抵触する恐れがあることから、2023年9月1日正午より厳格な失効を実施させていただきます。
   クリエイターのみなさんには大変ご不便をお掛けいたします。申し訳ございません。
6. ブーストの仕様が変わります。
   2023年9月1日正午よりブーストの最低金額を500円以上、100円単位とし、ブースト可能期間を納品後60日とさせていただきます。
   53円など特定の数字に意味を持たせ、嫌がらせを行う事例が少なからず確認されており、最低金額を増額させるとともに、100円単位にすることによって、批判的なブーストを減少させたいと考えています。
   多数の作品を納品いただいているクリエイターの方でも、1件のブーストによってSkebの利用を辞めてしまわれる場合があり、批判的なブーストの問題は深刻であると認識しています。
   クライアントのみなさんには大変ご不便をお掛けいたします。申し訳ございません。

今後ともSkebをよろしくお願いします。