文脈の深い言葉でスピード化する

Yoshihito Kuranuki
SonicGarden Labo
Published in
2 min readJul 7, 2017

ソニックガーデンには、社内でしか使われない用語がある。一般的な言葉ではないので、社外の人が聞くと、なんのことかわからないだろう。

例えば「前打ち」という言葉がある。

これは、お客様との打ち合わせの事前に、その打ち合わせに出席する社内のメンバ同士で事前に打ち合わせをすることを指している。格好良く言えば、「ブリーフィング」だ。

この「前打ち」をしておくことで、本番の打ち合わせのアジェンダを確認し、会社としての意見を合わせることができるし、互いに心配だったことを消しておくことができる。

他にも、「後うち」「ふりかえり」「YWT」「n2jk」「JWP」「部活」「おかん」「一人前」「弟子」「社長ラジオ」「ラジオ参加」「論理社員」「ソニック」「ガーデン」などなど、様々な言葉がある。

こうした言葉の背景には、ソニックガーデンに置ける過去の経緯や、中の人のキャラクタなどといった、そこにしかなかった文脈がある。文脈を内包しているからこそ、その言葉だけで多くのことが伝わる。

つまり、社内用語は、情報密度が高いのだ。いちいち説明しなくても、お互いに分かり合えるなら、コミュニケーションの精度は高まるし、同じ時間でも情報量を増やすことができる。

また、社内でしか使えない用語ではあるが、それを使えているということは、仲間意識の醸成にも役に立つ。逆に気をつけないといけないのは、社外の人がいる場で使うと、疎外感を与えることになる。

こうした社内用語は、企業カルチャーとも関連してくる。どういった企業カルチャーを育てたいのか、意識してみると良いだろう。

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Yoshihito Kuranuki
Yoshihito Kuranuki

Written by Yoshihito Kuranuki

ソニックガーデンという会社を経営しています。「心はプログラマ、仕事は経営者」の精神で、プログラマという仕事を誇れるものにすることがミッション。 ブログ http://kuranuki.sonicgarden.jp ※2019年1月に新刊「管理ゼロで成果はあがる」でました。→ https://goo.gl/reZez1

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